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首相官邸 Prime Minister of Japan and His Cabinet
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平成28年5月4日日独共同記者会見

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【安倍総理冒頭発言】
 まず初めに、ただいまもメルケル首相から言及がございましたが、先般の熊本地震に際し、メルケル首相、そしてドイツ政府及びドイツ国民の皆様からいただいた連帯の表明に、心から感謝したいと思います。
 昨年6月のG7エルマウ・サミットに続き本年、ドイツを訪問できて、嬉しく思いますし、この美しいメーゼベルク城において首脳会談を、そして夕食を共にする機会を得たことを本当に嬉しく思います。
 昨年のエルマウ・サミットを力強いリーダーシップで成功に導いたアンゲラに、改めて敬意を表したいと思います。いよいよ今月末には、私が議長を務め、伊勢志摩でG7サミットを開催します。
 本日、ここメーゼベルク城の落ち着いた雰囲気の中で、アンゲラとじっくりと意見交換し、伊勢志摩サミットの成功に向けて緊密に協力することで一致をしたこと、大変意義深いと思います。
 会談の中では、世界経済について通常の景気循環を超えて危機に陥るリスクを回避し、世界経済を再活性化させるため、G7には構造改革の加速化に合わせて機動的な財政出動が求められており、伊勢志摩サミットでG7として一段と強い、明確なメッセージを発出したいと考えていることをお伝えしました。
 アンゲラとは十分な時間をかけて、突っ込んだ意見交換を行いました。この点について、伊勢志摩サミットで引き続き議論を行っていくことで一致をいたしました。G7の首脳の間で議論を行い、世界経済の持続的な成長に寄与すべく、G7として協調して、明確なメッセージを発信したいと考えています。
 世界全土に拡大するテロ及び暴力的過激主義は、国際社会の最優先課題であり、また、普遍的価値を共有するG7が先頭に立って取り組んでいく必要があることを確認しました。サミットに向けた連携を強化できたことは、今次訪独の最大の成果であったと思います。
 二国間関係について、このあと議論する予定であります。日独は、基本的価値を共有するグローバルパートナーであります。アジアと欧州の主要リーダーとして、国際社会の諸課題への対処において重要な役割を担っています。
 このような認識の下、平和安全法制の成立を契機に、日独が連携し、国際社会の平和と安定に一層積極的に貢献していくことを確認したいと思います。
 日独は科学技術とイノベーションで世界をリードしています。先週、経済産業省と経済エネルギー省の間でIoTとインダストリー4.0に関する共同声明が発表されたことを歓迎したいと思います。今後も日独で緊密に協力して、「第四次産業革命」を実現させたいと思います。
 その他、中小企業連携や日EU・EPAを更に進展させていくことを確認しました。今後も年内の妥結に向けて、全力で取り組んでいきます。
 また、緊密な日独関係を一層強化するべく、ガウク大統領を日本に招待したい旨、このあとアンゲラにお伝えしたいと思っています。今後、訪日実現に向けて調整を行っていきたいと思います。また、セービットのパートナー国として、来年御招待をいただきました。諸般の事情が許せば、是非実現したいと思っております。
 この後の夕食会では、ウクライナ情勢、東アジア情勢、中東情勢といった地域情勢について幅広く議論する予定であります。メルケル首相から率直な意見を伺いたいと思います。
 一方的な力による現状変更の試みは、法の支配といった普遍的価値に基づく国際秩序への挑戦であり、受け入れられません。
 この認識で完全に一致するアンゲラと、国際社会の平和と安定のために日独が取るべき対応について、突っ込んだ議論を行う機会としたいと思います。
 アンゲラは、現在、世界で最も影響力のある政治家の一人であります。難民問題やウクライナ情勢をはじめとした国際社会の諸課題に、連日、獅子奮迅の取組をしておられることに対しまして、改めて敬意を表したいと思います。
 本日、メルケル首相と、世界の様々な課題について議論できることは大変有意義であります。今回の訪独を契機に、世界をリードする日本とドイツのパートナーシップを一層強化し、国際社会の平和と繁栄に向けた取組をアンゲラと共に力強く推し進めていきたいと思います。
 サミットにおいては、先程申し上げましたような課題や、今メルケル首相が挙げられた女性の活躍、あるいは保健の問題、衛生の問題等、様々な課題について議論したいと思いますが、サミットの舞台となる伊勢志摩では、日本の美しい自然や文化や伝統に、是非触れていただきたいと思います。
 今月末の伊勢志摩サミットにおいて、伊勢志摩にアンゲラをお迎えできることを楽しみにしております。

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