「日本の美」総合プロジェクト懇談会・ジャポニスム2018総合推進会議

平成29年11月17日
挨拶する安倍総理1 挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理2 挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理2

 平成29年11月17日、安倍総理は、総理大臣官邸で第5回「日本の美」総合プロジェクト懇談会及び第2回ジャポニスム2018総合推進会議を開催しました。

 会議では、ジャポニスム2018の検討状況等について議論が行われました。

 総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。

「本日はお忙しい中、ジャポニスム2018総合推進会議に御出席いただき、ありがとうございます。
 『日本の美』総合プロジェクト懇談会で芽生えた日本博のアイデアは、日本が誇る文化の力を外交にいかすという構想の下、有識者の皆様の御助言も踏まえ、いよいよ来年、フランスにおいてジャポニスム2018として大きく花開こうとしています。
 日本政府によるこれほど大規模な文化事業は今世紀で初めてとなるものであり、事情が許せば、私自身、フランスのマクロン大統領と共に7月にパリで行われる開会式に出席し、ジャポニスム2018の機運を盛り上げたいと考えております。
 来年7月から2019年2月までの約8か月間にわたりジャポニスム2018の下、パリを中心とするフランス各地で日本の文化や芸術を多面的に紹介する多数の企画が準備されています。
 日本の伝統文化としては、伊藤若冲(じゃくちゅう)や琳派(りんぱ)の至宝から歌舞伎、能まで、現代の文化としては、最新技術を駆使した体験型のデジタルアートから今の時代を牽引(けんいん)する現代劇まで、さらには日本食や地方の祭りなど、日本各地の魅力を余すことなくお届けする、わくわくするようなラインナップになっています。これらにより、日本文化の魅力を余すことなく発信してまいります。
 今後、国内外への広報に努め、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に向け、世界中の人々の関心を日本に引き付けることにより、この事業の発信効果を最大限に高めていきたいと考えています。
 ジャポニスム2018の本番まで既に1年を切っています。関係府省に対し、本事業の成功に向けて政府一体となって全力を挙げて取り組むよう指示するとともに、日仏両国の企業からのより一層の御協力をお願い申し上げます。委員の皆様には、懇談会及び総合推進会議の委員として、ジャポニスム2018の成功に向け、忌憚(きたん)のない御意見を頂くようにお願い申し上げます。」

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