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平成30年1月5日時事通信社 新年互礼会

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 平成30年1月5日、安倍総理は、都内で開催された時事通信社の新年互礼会に出席しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「皆様、明けましておめでとうございます。今年は伊勢神宮参拝する道中、新幹線の窓から富士山がくっきりと見えまして、今年はたくさんいいことあるなと、そんな気持ちでありました。同じことを実は昨年もしゃべっておりますが、昨年はいろいろと大変でございました。
 昨年は酉(とり)年でありました。申(さる)酉騒ぐ、と言いますが、騒がしい1年間。実は、私はこの場において、酉年というのは、政治においてはいろんな変化がある年だ。小泉総理の郵政解散、あるいは佐藤総理の解散。解散と酉年、そういう話をさせていただいたんです。でもそのとき私の真意を誰も理解しなかった。こんなに私がせっかく年の初めに事前予告をしていたにもかかわらず、実際に私は10月に解散を打つと、突然選挙があるのはけしからん。何を聞いていたんだという気持ちであります。大義がない。大義がないと言うのであれば、年頭に言いなさい。こんな気持ちでありました。実は、私に批判的なある新聞社、たくさんありますが、の社説において、昨年の年頭、安倍総理は解散をにおわせていた。この発言をしっかりと野党は受け止めて準備をすべきだった。今年、年頭どんな話をするか注目したい。こういうコラムでありました。ですから今日はそういうことは絶対に言わないと心に誓ってやって来たところであります。
 今年は戌(いぬ)年。今から60年前は、東京タワーが完成した年であります。当時私は4歳だったんですが、ちょうどこの年は私の父親が国会議員に初当選した年でありまして、私の記憶によると、どうやらこの東京タワーのオープン記念の祝賀会的なものに行ったようなんですね。なぜそんなことを覚えているかというと、なぜかポップコーンを持って帰ったんですね。そのとき配ったのかもしれない。私は生まれて初めてそこでポップコーンを食べて、世の中にこんなおいしいものがあるかということと同時に、世界で一番高いタワーができた、子供ながらにも誇らしく感じて何となくわくわく、うきうきしたことを覚えています。そして、その後の戌年の1970年は大阪万博、そして次の戌年には東北新幹線ができた。言わば、新しいことが始まる年と言ってもいいんだろうと、こう思います。
 是非、今年は、あの年から新しい時代が始まったなと、皆さんに思っていただけるような年にしていきたいと、こう思います。中身については、どうか皆さんじっくり考えていただきたい。基本的には経済最優先で取り組んでまいりたいと、こう思っています。相場の格言の、申酉騒ぐ戌笑う、でありまして、おかげさまで昨日今日はちょっと笑った感じになっておりますが、デフレ脱却に向けて、しっかりと政策を前に進めていきたいと、こう思っています。
 今日も、政治家の皆さんもこの会場にお越しでありますが、皆さっぱりした顔で参加していただいた。これもやっぱり、去年のうちに選挙を無事に終えたからだろうと思います。受け止め方は政党によって違うかもしれませんが、しかし選挙をやったからこそ、全世代型の社会保障制度への大転換が可能となり、毎年毎年、恒久財源として2兆円という大パッケージ、政策パッケージを組めたのも、これは選挙をやって信任を得たからこそだろうと、こう思っています。今年は何といっても昨年の総選挙、国民の皆様から大きな議席を与えていただきました。私は総裁として3回総選挙を行っておりますが、比例区においても、あるいは小選挙区においてもこの3回の総選挙の中で一番多くの得票を得ることができたわけでありまして、ということは、同時に一番大きな責任を背負ったわけであります。緊張感を持ってお約束したことを一つ一つ実行していく1年にしていきたい。そして、来るべき国会においては、全力を果たしていきたいと思います。
 ちょうど私の目の前に、中国の程永華大使がおられます。今年は日中平和友好条約締結40周年であります。今年は40周年にふさわしい、日中関係が改善した、大きく改善した、とこう両国の国民が認識できるような1年にしていきたいと、こう思う次第でございます。外交においても、北朝鮮の脅威から正に日本国民を守る大きな責任を背負っております。そしてまた、ロシアとの関係においても、今年大統領選挙を迎えるプーチン大統領、そして5月には、ロシアを訪問して日露の間に横たわっている領土問題を解決するために平和条約交渉において少しでも前進を図っていきたいと、こう考えているところでございます。また、経済連携協定においては、TPP11についてしっかりと署名にこぎつけたいと、こう考えているところでございます。そうした、正に新しいアベノミクスのエンジンとなる、こうした連携協定をいかしながら経済成長を確かなものにしてまいりたいと、このように思うところでございます。
 経済を成長していく上において一番大きなことは、この春、賃金が上がるかどうかでございます。先ほど、社長ともがっちりと握手をさせていただいた。私の気持ちも伝わった。どうか時事通信の皆さんも喜んでいただきたい。3%上がるかもしれない、と思うわけでありまして、これがうまくいけば経済の好循環がぐるぐる回っていくということになるのではないかと、こう期待しているところでございます。
 今年、平成30年が皆様にとりまして輝ける年となりますことを祈念いたしまして、年頭における御挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。おめでとうございます。」

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