日本博総合推進会議

平成30年12月26日
発言する安倍総理1 発言する安倍総理1
発言する安倍総理1
発言する安倍総理2 発言する安倍総理2
発言する安倍総理2

 平成30年12月26日、安倍総理は、総理大臣官邸で第1回日本博総合推進会議を開催しました。

 会議では、日本博について意見交換が行われました。

 総理は、本日の意見交換を踏まえ、次のように述べました。

「皆様、本日は年末の大変お忙しい中、日本博総合推進会議に御出席いただきましたことを厚く御礼申し上げたいと思います。
 過日、本当に突然に、この日本博構想の最大の功労者であった津川雅彦さんの訃報に接することとなりました。数多くの皆様の多大な御貢献を頂き、イタリアの日本仏像展からジャポニスム2018へと続く、一連の大きな成果が打ち立てられようとする矢先のことであり、言葉では言い表せない寂しさが、今も私の中にあるわけでございますが。
 その津川さんが繰り返しおっしゃっていたことでありますが、これらの取組の集大成として、世界の関心が集まる東京オリンピック・パラリンピック。2020年に、世界中の人々が日本に来て、全国各地で日本の美を体感できる日本博を是非開催したいというものでありました。私といたしましても、我が国の文化、そして美が世界の至る所に発信され、より深い理解につながっていく、言わばその集大成として、この日本博を位置付けたいと考えています。
 幸い、ジャポニスム2018はたくさんの方々が足を運んでいただきました。我々の予想を上回る大盛況となり、大成功裏に現在も開催されているというふうに思うわけでございますが。日本博は、総合テーマである、先ほども御意見を賜りましたが、日本人と自然の下に、縄文時代から現代まで続く日本の美を各分野にわたって体系的に展開することを試みる、これまでにない幅と奥行きを持ったプロジェクトとして進めていきたいと考えています。
 本日、委員の皆様から、それぞれの知見に基づき、貴重な御意見を頂きました。ありがとうございました。引き続き、御協力いただきますように、よろしくお願いしたいと思います。本日御議論いただいた方向を踏まえまして、文化庁が中心となって、各関係府省が連携し、関係企業・団体の協力を得ながら、日本博の開催に向けて万端の準備を進めるようお願い申し上げます。」

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