「全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会」等

令和元年5月19日
国民大集会で挨拶する安倍総理1 国民大集会で挨拶する安倍総理1
国民大集会で挨拶する安倍総理1
拉致被害者御家族との面会で挨拶する安倍総理1 拉致被害者御家族との面会で挨拶する安倍総理1
拉致被害者御家族との面会で挨拶する安倍総理1
拉致被害者御家族との面会で挨拶する安倍総理2 拉致被害者御家族との面会で挨拶する安倍総理2
拉致被害者御家族との面会で挨拶する安倍総理2
拉致被害者御家族との面会で挨拶する安倍総理3 拉致被害者御家族との面会で挨拶する安倍総理3
拉致被害者御家族との面会で挨拶する安倍総理3
国民大集会で挨拶する安倍総理2 国民大集会で挨拶する安倍総理2
国民大集会で挨拶する安倍総理2

 令和元年5月19日、安倍総理は、都内で拉致被害者御家族との面会を行い、「全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会」に出席しました。

 総理は、拉致被害者御家族との面会の挨拶で次のように述べました。

「皆様、本日は、拉致被害者家族会の皆様には、大変お忙しい中お集まりいただきましたこと、御礼を申し上げたいと思います。
 先日、訪米をいたしまして、トランプ大統領と首脳会談を行いました。その際、第2回目の米朝首脳会談の中身につきまして、より詳細なお話を伺うことができました。大統領は一番重要な初日の最初の、いわゆるテタテの会談におきまして金正恩(キム・ジョンウン)(委員長)に対し、拉致問題に関する私の考え方を伝えていただいたわけでございます。これは言わば外交の意味におきましても、私共もそうなんですが、一対一の会談というのは、非常に微妙な話をする外交上にとっては大変貴重な時間でございますが、その時間を米国の大統領があえて割いて、そして拉致問題についてトランプ大統領より伝えたということについては、その意味について金正恩委員長にも伝わったのではないかと、こう思います。そして、その後の少人数の夕食会におきましても再び拉致問題について提起し、金正恩委員長と議論が行われたということでございました。大変その意味におきましては、米朝首脳会談における拉致問題の位置づけは重要なものとなり、意義深いものがあったとこのように考えております。
 来週にはトランプ大統領が来日されることになっておりますが、その際再び皆様方とお目にかかることになっているわけでございます。前回訪日した際、皆様方との面会において大変強い印象を受けたそうでございました。大統領としても、是非この問題について自分も力になりたいという気持ちを強く持っておられるわけでございました。だからこそ米朝首脳会談の場において、あえて2回にわたって取り上げたということではないかと、こう思うわけでございます。
 そしてその上で、拉致問題の解決に向けましては、我が国自身が主体的に取り組んでいかなければなりません。日朝間における相互不信の殻を打ち破り、新たな一歩を踏み出していく必要があります。そのためには、私自身が金正恩委員長と直接向き合わなければならないと、こう決意をいたしております。条件を付けずに金正恩委員長と会って、そして率直にまた虚心坦懐に話をしたいと考えています。
 皆様とは様々な機会でお目にかかりましたし、またお手紙も頂きました。本当に皆様方の、一日も早くこの問題を解決してもらいたいという思いがいつも伝わってくるわけでございます。今年2月に皆様は、家族会そして救う会の運動方針そして金正恩委員長へのメッセージを作成されたわけでございますが、これらに込められた思いを胸に刻みつけながら、全力で拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて、全力で取り組んでいく決意でございます。
 拉致問題は安倍内閣で解決する。拉致被害者の方々と御家族の皆様が抱き合う日が来るその日まで、我々の使命は終わらない。その決意で、今後とも全力で取り組んでまいります。この後またより詳細なお話もさせていただきたいと思います。また、さらに皆様方の思いも伝えていただければと、このように思う次第でございますのでどうぞよろしくお願いいたします。」

 また総理は、国民大集会の挨拶で次のように述べました。

「国民大集会の開催に当たり、総理大臣として一言、御挨拶申し上げます。
 今回、拉致問題の解決を求める1300万筆を超える署名が私の左手に展示されております。先ほど御紹介された通りでございます。本年は、家族会が結成されてから22年となります。御家族そして関係者の皆様が、この22年という長い年月をかけて全国各地で集められた思いが積み重なり、この1300万筆もの署名に至ったわけでございます。これはそう簡単なことではなかったと思います。雨の日もあれば風の日もあった。そして必ずしも当時はまだ十分な理解もない中でなんとか、子供たちを、家族を取り戻したい、という御家族の本当に、思いでこれだけの署名を積み重ねることができたわけでありました。改めて政府として重く受け止めたいと思います。2002年に5名の拉致被害者の方々が帰国されて以来16年以上もの間、1人の拉致被害者の帰国も実現できていません。拉致問題に当初から取り組んできた政治家の1人として、また日朝首脳会談に官房副長官として同席した者として痛恨の極みであります。
 御家族も御高齢となる中、拉致問題の解決には米国を始めとする国際社会と緊密に連携していくことが重要です。先月米国を訪問し、トランプ大統領から2回目の米朝首脳会談についてより詳しい説明を伺いました。大統領は非常に真剣な顔つきで身を乗り出し、会談の雰囲気や金正恩委員長がどのような様子で話していたかを語ってくれました。大統領は、一番重要な初日の最初に行った一対一、いわゆるテタテの会談の場で貴重な時間を割いて金委員長に対し、拉致問題に関しての私の考え方を明確に伝えたとの説明がございました。テタテの会談というのは、いわゆる一対一、通訳のみで行う会談でございまして、機微な問題を扱う最も国益の懸かった重要な問題を扱う際に活用する重要な場であり、米国が拉致問題を非常に重視していることを金正恩委員長も理解したと思います。その後の少人数夕食会でも拉致問題を提起し、首脳間で真剣な議論が行われた次第であります。このことは大変有意義であったと認識しています。私とトランプ大統領との間では、引き続き拉致問題の早期解決に向けて緊密に連携していくことを確認し、大統領からは今後も全面的に協力するという力強い言葉がありました。来週にはトランプ大統領が国賓として来日します。今回の来日でも拉致被害者御家族の皆様とお会いいただく予定でありまして、改めて御家族の皆様の切なる思いを直接大統領に伝えていただきたいと思います。
 その上で拉致問題の解決に向けては、我が国自身が主体的に取り組んでいかなければなりません。日朝間における相互不信の殻を打ち破るためには、私自身が金委員長と直接向き会わなければならないとの決意であります。条件を付けずに金正恩委員長と会って、直接に、率直に、虚心坦懐に話をしたいと考えております。拉致問題は安倍内閣の最重要課題です。本日この集会に先立ち、拉致被害者御家族の皆様と昼食を共にしながら、改めてお話をする機会を設けました。皆様から本当に切実な思いを伺うことができました。残念ながら今日は、代表の飯塚さんも、体調のため出席することができませんし、早紀江さんの御主人の滋さんも今、病に伏せておられます。有本さんの奥様もそうであります。なんとかお元気なときに、しっかりと自らの手で抱きしめることができる日がやって来るまで、私の使命は終わらない。その思いを改めて強くしたところでございます。
 確かにこの問題というのは今日まで解決できなかった問題であり、そう簡単なことではありませんし、まだ残念ながら日朝首脳会談が行われるということについては、めども立っていないのは事実でございます。しかし大切なことは、拉致問題の解決のために日本国民が一致団結して、全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現への強い意志を示していくことが大切であります。その声こそが国際社会を動かし、そして北朝鮮を動かしていくことにつながっていくと思います。
 私もまた皆様と心を一つにしながら、拉致問題解決に向けてあらゆるチャンスを逃さず、果断に行動していくことをお誓い申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。皆様一緒に頑張ってまいりましょう。ありがとうございました。」

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