自衛隊高級幹部会同に伴う総理主催懇親会

令和元年9月17日
挨拶する安倍総理1 挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理2 挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理3 挨拶する安倍総理3
挨拶する安倍総理3

 令和元年9月17日、安倍総理は、総理大臣公邸で自衛隊高級幹部会同に伴う総理主催懇親会を開催しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「皆さん、こんばんは。総理公邸にようこそおいでいただきました。本日は、25万人の自衛隊員を代表する皆さんと、直接懇談する機会を得られたことを、大変うれしく思います。
 24時間、365日、今この瞬間も、それぞれの持ち場で、一瞬の隙も無く任務の遂行に当たってくれている隊員の皆さんに、改めて敬意を表したいと思います。同時に、隊員の御家族の皆様に、この場をお借りいたしまして、心から感謝申し上げたいと思います。
 私は、内閣総理大臣の最も重要な責務は、国民の命を守り、平和な暮らしを守ることであると考えていますが、諸官の存在なくして、この重責を果たすことはできません。
 本年5月から今月にかけ、北朝鮮が弾道ミサイルを立て続けに発射していますが、深夜・早朝を問わず、万全の警戒監視態勢で情報を収集し、直ちに報告してくれている。諸官が日々届けてくれているこうした情報は、我が国にとっての命綱であります。
 災害対応や緊急患者輸送においても、常に即応態勢を取り、被害の兆候があればちゅうちょなく飛び出し、国民が助けを求める現場に駆けつける。
 先般の九州の大雨災害においては、昼夜を分かたず、ときには油にまみれながら活動し、また、台風15号に伴う災害では、電気や水を届けるために、今も1万人以上の隊員が奮闘してくれています。正に3交代で昼夜分かたず、この停電の解消に当たってくれている。心から頼もしく感じています。
 また諸官は、日本と世界各国との関係構築という点においても、我が国の平和と安全に貢献してくれています。昨年11月、パプアニューギニアで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力)において、パプアニューギニア軍楽隊がふるさとの歌と演奏で、私たちを歓迎してくれました。ほとんどのメンバーが楽譜も読めず、管楽器に触れるのも初めてという状態から、自衛隊中央音楽隊が、3年以上の年月をかけて育てあげた軍楽隊。その演奏を耳にし、胸が熱くなる思いでありました。自衛隊の教官たちが、軍楽隊の教育を終え日本に帰国する際、パプアニューギニアの軍楽隊から、自作の歌が贈られたそうです。その歌の中に、こうした一節がありました。あなた方が音楽を教えてくれたことを、ずっと忘れない。いなくなっても、私たちはずっとあなた方と共にある。私も、最初の演奏を教え始めた頃のビデオを拝見させていただきましたが、全員が本当に全くの素人で、この素人の皆さんが、軍楽隊としてAPECで国歌を演奏する。普通であれば、暴挙というか、無理だと諦めてもしようがないところでありますが、根気強く軍楽隊の皆さんにも頑張って教え続けていただき、そしてパプアニューギニアの皆さんも、国の名誉を賭けて立派な演奏をするんだという思いで、ゼロからの出発でありますが、立派にAPECで集まった首脳たちの前で、それぞれの国の国歌を演奏しました。正に、彼らの誇り、共に私たちは守ったんだろうと、こう思っています。
 様々な形で汗を流し、日本と世界の架け橋となっている皆さんを、大変誇らしく思いました。
 我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、皆さんと心を一つにし、しっかりと力を合わせていくことがますます重要となります。今年、自衛隊は創設65年を迎えます。これは私絶対に忘れないんですね。なぜかと言えば、私が65歳を今年迎えるからでありまして、自衛隊の歩みと私の人生の歩みは全く同じでございまして、人生100年でありますから、100周年に何とか御挨拶をさせていただければと。もちろん、私は現役ではございませんが。
 本日は、短い時間ではありますが、皆さんと親交を深め、我々の絆(きずな)を一層固めていきたいと思います。これからますます皆さんが活躍されますことを期待いたしまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。」

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