グリーン・イノベーション・サミット等

令和元年10月9日
グリーン・イノベーション・サミット・レセプションで挨拶する安倍総理1 グリーン・イノベーション・サミット・レセプションで挨拶する安倍総理1
グリーン・イノベーション・サミット・レセプションで挨拶する安倍総理1
提言を受ける安倍総理1 提言を受ける安倍総理1
提言を受ける安倍総理1
提言を受ける安倍総理2 提言を受ける安倍総理2
提言を受ける安倍総理2
記念撮影に臨む安倍総理1 記念撮影に臨む安倍総理1
記念撮影に臨む安倍総理1
記念撮影に臨む安倍総理2 記念撮影に臨む安倍総理2
記念撮影に臨む安倍総理2
グリーン・イノベーション・サミットで挨拶する安倍総理 グリーン・イノベーション・サミットで挨拶する安倍総理
グリーン・イノベーション・サミットで挨拶する安倍総理
グリーン・イノベーション・サミット・レセプションで挨拶する安倍総理2 グリーン・イノベーション・サミット・レセプションで挨拶する安倍総理2
グリーン・イノベーション・サミット・レセプションで挨拶する安倍総理2
グリーン・イノベーション・サミット・レセプションで挨拶する安倍総理3 グリーン・イノベーション・サミット・レセプションで挨拶する安倍総理3
グリーン・イノベーション・サミット・レセプションで挨拶する安倍総理3

 令和元年10月9日、安倍総理は、総理大臣官邸でグリーン・イノベーション・サミットに出席しました。

 総理は、グリーン・イノベーション・サミットによる提言書の手交を受けた後、記念撮影に臨み、続いて、挨拶を行いました。
 その後、グリーン・イノベーション・サミット・レセプションに出席し、挨拶を行いました。

 総理は、グリーン・イノベーション・サミットの挨拶で次のように述べました。

「この6年で、ESG(環境、社会、ガバナンス)投資が2,000兆円増加するなど、世界の資金の流れが大きく変わっています。環境問題への対応に積極的な企業に、世界中から資金が集まり、次なる成長が可能となる。こうした環境と成長の好循環を更に推し進めていくことを、今年6月のG20大阪サミットにおいて、私は議長として提案し、参加国から大きな賛同を得ました。今回、このコンセプトを広く産業界、金融界、アカデミアの皆様と共有できることを嬉(うれ)しく思います。
 IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の『1.5℃特別報告書』によれば、世界で脱炭素社会の実現が急がれます。しかし、それは、従来の延長線上ではできない。非連続なイノベーションが必要です。
  今月、福島で、世界最大級の100パーセント再生エネルギーによる水素製造施設が完成します。来年の東京オリンピックでは、このクリーンな水素を燃料とする自動車が、関係者の足となる予定です。温室効果ガスを排出しない未来の水素社会を、我が国が、世界に先駆けて実現する。水素エネルギーについて、2030年までに、製造コストを現在の天然ガス並みである10分の1以下にすることを目指しています。さらには、人工光合成など、二酸化炭素の有効利用を図る技術の実用化にも力を入れ、非連続なイノベーションを実現します。
 そのためには、世界の英知を結集しなければなりません。来年春、我が国にゼロエミッション国際共同研究拠点を立ち上げます。G20(金融・世界経済に関する首脳会合)各国の研究機関をつなぎ、12万人の研究者の知見をこの分野に集中します。年内に、『革新的環境イノベーション戦略』を策定し、我が国は、率先して、この分野に官民で10年間で30兆円の投資を行う予定です。
 さらに、世界全体で、この分野への民間投資をもっと増やしていかなければなりません。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の考え方に基づき、環境分野における企業の取組について、投資家に向けた情報開示を充実します。今回、我が国は、『グリーン投資ガイダンス』を世界で初めて作成しました。金融機関や投資家の皆さんが、環境投資を評価する指針となるものです。これを世界に広く展開することで、非連続なイノベーションへの資金の流れを一層加速していきたいと思います。
 今回のグリーン・イノベーション・サミットをきっかけとして、世界の研究者、産業界、金融界の連携を深め、力を合わせて、脱炭素社会を実現していく。今回のサミットが、世界を変える大きな一歩となることを期待しています。ありがとうございました。」

 また、総理は、グリーン・イノベーション・サミット・レセプションの挨拶で次のように述べました。

「皆様、ようこそ日本にお越しいただきました。歓迎の気持ちを込めまして、本日は、ささやかな、日本の誇る和菓子や飲み物を用意させていただきました。
 最初にお断りさせていただきますと、今日、各テーブルにお配りしている和菓子を載せた小皿は、プラスチック製です。飲み物のコップにも、プラスチック製のストローを差してあります。なぜ、このグリーン・イノベーション・サミットの場で、プラスチック製のものを使うのか、疑問に思っておられる方もおられるんではないかと思います。しかし、これは、普通のプラスチックではありません。和菓子が載った小皿は、木材やわらを原料としていて、海に流れても木材と同じように分解されるものです。ストローも、海水で溶ける新素材を使っています。植物由来で、溶けた後、海洋環境に悪影響を及ぼすことは全くありません。ですから、溶けてしまう前に、早く飲んでいただきたいと思います。これは冗談です。
 プラスチックは、美しい海を汚す。という従来の常識も、一夜にして覆ってしまう。これこそが、非連続のイノベーションであります。脱炭素社会の実現という大きな目標の前に、私たちに求められているのも、こうした非連続のイノベーションであります。そのためには、何よりも、ここにおられる世界中の研究者の皆さんの力が欠かせません。そして、イノベーションを起こすために必要な資金を提供する金融界、投資家の皆さんの力、さらにはその技術をビジネスとして 社会に実装していく産業界の力。この3つの力が合わさることが必要です。こうした思いの下、私は、世界中から、一流の研究者、産業界、金融界の皆様が一堂に会するグリーン・イノベーション・サミットを立ち上げることにしました。
 実は今、日本ではラクビーのワールドカップが開催しておりまして、日本人も夢中になっておりますし、世界中から超一流のラクビープレイヤーが日本に集まっています。この場には、正にグリーン・イノベーションに関わる世界のベストのメンバーにお集まりいただいたと思います。最初から諦めていては何もできないわけであります。日本のラクビーチームも、この後御挨拶されるアイルランドの元大統領には恐縮なのですが、日本のチームがアイルランドに勝つことができました。
 つまり、可能性を信じて努力することが大切なんだろうと思います。
 そして、今日、ここがスタートでありまして、これからも、皆さんと共に、世界を変えていく。このグリーン・イノベーション・サミットに集った仲間として、共に力を合わせていきたいと思います。
 来年もまた、このサミットでお会いすることを楽しみにしています。ありがとうございました。」

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