全国町村議会議長会創立70周年記念式典

令和元年11月13日
挨拶する安倍総理 挨拶する安倍総理
挨拶する安倍総理

 令和元年11月13日、安倍総理は、都内で行われた全国町村議会議長会創立70周年記念式典に出席しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「まず、ただいま表彰された皆様、本当におめでとうございました。心からお祝いと敬意を表したいと思います。
 全国町村議会議長会創立70周年記念式典及び第63回町村議会議長会全国大会の開催に、心からお喜び申し上げます。また、創立70周年記念表彰を受賞された皆様、改めておめでとうございます。これまで、各町村議会にあって、地方自治の発展、地域社会の活性化に尽力してこられた皆様と、諸先輩方の御労苦・御功績に対し、心より敬意を表します。
 今年も、全国各地で台風、地震、集中豪雨、記録的な暴風雨などにより、自然災害が相次ぎました。お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された全ての皆様にお見舞いを申し上げます。一連の台風災害等による被災者の生活と生業(なりわい)の再建に向けた対策パッケージを、先週取りまとめ、その実行のための第一弾として、1,300億円を上回る予備費の使用を決定しました。その上で補正予算を編成し、被災地の復旧・復興を切れ目なく支援するとともに、今般の災害で得られた課題や教訓を踏まえ、国土強靱(きょうじん)化を更にパワーアップしてまいります。
 先月、3歳から5歳までの全ての子供たちの幼児教育・保育の無償化が実現しました。来年4月からは、真に必要な子供たちの高等教育も無償化いたします。また、令和の時代にふさわしい、子供からお年寄りまで全ての世代が安心できる社会保障制度を大胆に構想してまいります。
 地域の元気なくして、日本の再生なし。安倍内閣では、地方独自の創意工夫を、1,000億円規模の地方創生推進交付金などを活用し、全力で後押ししてまいりました。その結果、地方創生は大きく動き始めています。
 例えば、岡山県西粟倉(にしあわくら)村では、ローカルベンチャースクールという地域おこし協力隊志望者に対する起業支援制度を設けたり、村営の保育施設を、保育機能が備わった研究施設に改修し、子育て世代の方々が事業に専念できる環境を整備するなど、意欲的な取組が行われています。その結果、人口約1,500人の村に、平成30年までの4年間で99人の雇用が生まれ、130人が移住しました。
 こうした流れが全国に拡大するよう、今後も引き続き地方創生の旗を高く掲げ、地域の活力創出に全力を尽くしてまいります。
 ラグビーワールドカップが、先日閉幕しました。日本代表の大活躍を始め、世界の強豪たちのすばらしいプレーにたくさんの勇気と感動をもらいました。来年には、いよいよ福島県から聖火リレーがスタートし、オリンピック・パラリンピックが開催されます。日本全体が未来への躍動感で満ちあふれる今こそ、常にチャレンジャーの気持ちで、あらゆる政策分野に、これまでの発想にとらわれない大胆な改革に挑戦してまいります。
 私のふるさとも、山口県、山陰のかつては小さな町、油谷町という町でございました。今、町村合併して、長門(ながと)市に編入されました。市町村合併によって、町と村の数は大きく減少したところでございますが、日本の伝統や長い歴史、そして文化や麗しい人と人とのつながり、世界に誇るべき自然を守ってきたのは、自分たちだ。皆さんはその誇りとともに、仕事をしてこられ、今日まで実績を挙げてこられたんだろうと、こう思います。日本のふるさと、守るべきふるさとは、町村にこそある。この思いと共に、また若い人たちが、町村こそに、町や村こそにもしかしたらチャンスがあるいかもしれない、あるいは自分たちの人生を豊かにする場所は、町や村かもしれない。そう思ってもらえるような大きな変化を起こしていきたい。こう思っておられます。
 これまで地域を守るために本当に頑張ってこられた皆様に、改めて深甚より敬意を表する次第でございます。
 結びに、全国町村議会議長会のますますの御発展と、本日御列席の皆様の一層の御活躍を祈念いたしまして、全国町村議会議長会創立70周年記念式典に際しての御挨拶とさせていただきます。」

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