防衛大学校本科卒業留学生交流会レセプション

令和元年11月28日
挨拶する安倍総理1 挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理2 挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理3 挨拶する安倍総理3
挨拶する安倍総理3

 令和元年11月28日、安倍総理は、総理大臣公邸で防衛大学校本科卒業留学生交流会レセプションを開催しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「防衛大学校の本科を卒業された留学生の皆様、ようこそ日本へお越しいただきました。心より歓迎いたします。また、卒業された留学生の関係者の皆様、並びに、防衛大学校の現役留学生の皆様、本日はお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
 1958年、タイ海軍の青年を防衛大学校に初めて受け入れて以降、防衛省・自衛隊は、ASEAN(東南アジア諸国連合)地域を中心として留学生派遣国の拡大に努め、これまでに2千名以上の留学生を受け入れてまいりました。教育分野における地道な努力の積み重ねが、アジア太平洋地域において実を結んでいった60年であったと言えるでしょう。
 その一方で、我が国を取り巻く安全保障環境は、国際社会のパワーバランスが大きく変化しつつある中、格段に速いスピードで、厳しさと不確実性を増していることも事実であります。
 防衛大学校を卒業され、防衛省・自衛隊と各国をつなぐ橋渡し役として、各国で活躍されている皆様や、これから防衛大学校を卒業し、そのような役割を担うこととなる皆様と、強い絆(きずな)で結ばれていることは、このような安全保障環境において、不可欠であります。
 本来であれば、皆様全員の御紹介をさせていただきたいところでございますが、それをやりますと2時間近く時間がかかりますので、時間も限られております。留学生派遣の歴史が特に長い、タイとシンガポールから、1名ずつ御紹介させていただきたいと思います。
 まず既に、約200名の防衛大学校OBがおられるタイから、1990年に卒業された、プラチョーン陸軍少将を御紹介します。プラチョーン少将は、防衛大学校在学中、学業成績優秀者として表彰を受ける一方、4学年時には学生長という立場で、約40名からなる小隊をまとめていたと聞いております。卒業後約30年を経た今も、そのリーダーシップを発揮され、国防副次官を支える幕僚として御活躍されておられます。
 次に、1973年から留学生を派遣しているシンガポールから、1998年に卒業された、エドウィン・レオン海軍准将を御紹介します。エドウィン・レオン准将は、防衛大学校では航空宇宙工学を専攻されていたとのことでありますが、特に、3学年時及び4学年時は、日本人も含め、全体トップの成績だったそうであります。日本の学生にも頑張ってもらいたいと思いますが、卒業から約20年を経て、現在はその頭脳を存分にいかし、海軍の作戦部長として御活躍だと承知しております。
 今回の交流会は、防衛大学校等を卒業した留学生との、ネットワークを図る初めての試みであります。
 今後ともこのような機会を通じ、我が国と留学生派遣国との間の、相互理解や信頼関係が深まっていくこと、そして、このような一つ一つのつながりが、縦にも横にも拡大していき、将来的には、アジア太平洋地域全体を覆う、大きな安全保障のネットワークとなることを期待しているところでございます。
 今日はこの後、皆様方から先ほど説明を受けたのですが、1分ずつ各国の代表がスピーチをされると伺いまして、そうすると通訳を入れて倍だね、と言ったら皆さん日本語でスピーチをされるということでございますし、今日の私のスピーチも通訳はいないということでございますので、大変効率的に進んでいく、こういう会だったら何回やってもいいなと思っているところでございますが、皆様が、各国のために、そして、アジアの平和のために、世界の平和のために、大いに貢献されますことを期待して、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。
 今日は皆さん遠方からようこそお越しいただきました。ありがとうございました。」

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