ゼロエミッション国際共同研究センター設立記念シンポジウムレセプション

令和2年1月29日
挨拶する安倍総理 挨拶する安倍総理
挨拶する安倍総理

 令和2年1月29日、安倍総理は、都内で開催されたゼロエミッション国際共同研究センター設立記念シンポジウムレセプションに出席しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「地球規模の気候変動に対して、これまでになく世界的な関心が高まっています。できる限り早期に、脱炭素社会を実現する。これは、未来世代への我々の責任であります。究極の脱炭素社会は、これまでの取組の延長線上では実現しない。非連続のイノベーションが必要です。そのためには、世界の叡智(えいち)を結集しなければなりません。昨年の大阪サミットでは、私からこのアイデアを提案し、G20(金融・世界経済に関する首脳会合)の国々から賛同を得ました。
 本日ここに設立するこのゼロエミッション国際共同研究センターは、正に、その世界的プロジェクトを実行に移すためのものです。本日、お集りの皆様とその門出をお祝いすることができ、大変嬉(うれ)しく思います。
 昨年秋には、G20の研究機関を集めたRD20(クリーンエネルギー技術に関するG20各国の国立研究所等のリーダーによる国際会議)を我が国で開催しました。その際、本日参加いただいているドイツのフラウンフォーファー研究機構、フランスの原子力・代替エネルギー庁など、米国・欧州の五つの機関から共同研究への参加を表明していただきました。さらに、世界の研究機関トップ研究者の皆さんにお集まりいただいて、人工光合成、カーボンリサイクルなど、革新的イノベーションの中核を担う世界最大の研究拠点としていく考えです。その思いの下に、ノーベル化学賞を受賞された吉野彰(あきら)先生にリーダーをお願いし、この国際プロジェクトを率いていただくことにいたしました。センター発足に当たり、吉野センター長には、ゼロエミッションにとどまることなく、産業革命以降増え続けてきたCO2を減少へと転じるビヨンド・ゼロの実現を目指してほしいとお願いいたしました。吉野先生からは、高い目標があればあるほど研究者は頑張れるという大変頼もしい言葉を頂いたところでございます。これまでも何度か吉野センター長とはお会いしていますが、イノベーションによる環境問題解決への熱い思いをお持ちです。その思いを若い研究者たち、そして世界の研究者たちと共有しながら、必ずやこの野心的な目標を達成していただけると確信しています。
 今日、ここから、脱炭素の世界が産声を上げた。後世の子孫たちにそう評価されるよう、この世界的なチャレンジを必ずや成功させていただきたいと思います。皆さんのチャレンジに世界中が注目しています。御活躍を大いに期待しております。ありがとうございました。」

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