総合科学技術・イノベーション会議

令和2年7月16日
発言する安倍総理1 発言する安倍総理1
発言する安倍総理1
発言する安倍総理2 発言する安倍総理2
発言する安倍総理2
発言する安倍総理3 発言する安倍総理3
発言する安倍総理3

 令和2年7月16日、安倍総理は、総理大臣官邸で第50回総合科学技術・イノベーション会議を開催しました。

 会議では、研究力強化・若手研究者支援総合パッケージ、スタートアップ・エコシステム支援パッケージ、統合イノベーション戦略2020の策定及び、最先端研究開発支援プログラム(FIRST)及び最先端・次世代研究開発支援プログラム(NEXT)追跡評価について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「私たちは、本年、新型コロナウイルス感染症という人類共通の脅威に直面しました。また、今月は、豪雨災害では、自然の脅威、改めて痛感したところであります。こうした社会課題を解決していく最大のカギは、イノベーションであります。人類は、これまでも、感染症など、様々な困難に直面しながらも、それをイノベーションの力によって乗り越えてきました。このような困難な時だからこそ、しっかりと未来を見据えながら、我が国の科学技術・イノベーションの力を抜本的に高めていかなければならない。そうした思いの下に、本日、統合イノベーション戦略2020を決定いたしました。
 イノベーションの核となるのは、なんといっても人材であります。とりわけ若い皆さんが、将来に夢や希望を持って、研究の道に飛び込むことができる。そのための環境づくりは、待ったなしの課題です。先般決定した若手研究者支援パッケージは、その道しるべです。そして、いよいよこれを具体的に実行へと移す時です。博士を目指す全ての学生が生活面での心配をすることなく研究に打ち込むことができるよう、奨学金などの支援策を抜本的に強化してください。同時に、若手研究者の成長を長期的な視野で安定的に支援していくための、世界に伍(ご)する規模のファンドの創設など、新たな仕組みづくりを速やかに進めてください。
 そして、新たなイノベーション、科学技術の力を、しっかりと様々な社会課題の解決へとつなげていく。そのエンジンは、起業家精神です。ベンチャー精神こそ、新しい時代を切り拓(ひら)く原動力です。起業家精神あふれる人材を、次々と生み出していく。そのための新たなエコシステムを、我が国につくり上げていかなければなりません。今般、その中核となる地域を選定しました。本日は、東大の五神(ごのかみ)総長やNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の石塚理事長にも御参加をいただいていますが、拠点地域では、こうした関係機関の総力を結集して、スタートアップ企業への総合的かつ重点的な支援を行っていきます。さらには、大学在学中に一度は起業を行うといった、これまでにない実践的な起業家教育を、希望する学生全てが受けられるような環境整備を、大学や自治体、産業界と協力して進めてください。
 ウィズコロナの時代、そしてその先の未来を見据えながら、我が国が世界に冠たるイノベーション大国であり続けるため、竹本大臣を中心に、萩生田(はぎうだ)大臣、梶山(かじやま)大臣など関係大臣は、本日取りまとめた戦略の下、これまでの延長線上にはない大胆な政策を、一丸となって迅速に、かつ確実に進めていってください。」

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