日・オランダ共同記者会見

平成31年1月9日
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【安倍総理冒頭発言】
 約4年10か月ぶりに、オランダを訪問できたことを、うれしく思います。ルッテ首相の温かい歓迎に感謝します。
 江戸時代から続く400年以上にわたる日蘭(らん)交流の歴史は我々の財産です。特に、皇室・王室間の関係は取り分け緊密であります。こうした御交流を含め、両国が政治、経済、文化などあらゆる分野で良好な関係を築いていることをうれしく思います。
 オランダは、自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値を共有する、重要な戦略的パートナーです。私は、本年のG20大阪サミットの議長として、オランダのサミットへの招待を決定いたしました。
 ルッテ首相との会談では、G20大阪サミットに向けての協力を確認しました。大阪サミットでは、自由貿易の推進やイノベーションを通じた世界経済の成長の牽引(けんいん)と共に、経済成長と格差への対処の同時達成を目指していきます。さらに、気候変動や海洋プラスチックごみを始めとする環境・地球規模課題への貢献を通じ、平和で繁栄する豊かな人類社会の実現に向けて両国で協力していきます。法の支配及び自由貿易体制の維持及び推進に向け、引き続き協力していくことで一致いたしました。
 北朝鮮情勢については、北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄の実現及び安保理決議の完全な履行の必要性について、改めて一致しました。最重要課題である拉致問題の早期解決について、ルッテ首相の支持を得ました。
 北朝鮮には、豊富な資源があり、勤勉な労働力があります。北朝鮮が正しい道を歩むのであれば、明るい未来を描くことができます。北朝鮮にはこのチャンスを是非ともつかんでもらいたいと考えています。
 引き続き、ルッテ首相と共に、日蘭関係をあらゆる分野で力強く発展させていきます。

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