東京2020オリンピック1年前セレモニー 安倍総理挨拶

令和元年7月24日
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 バッハ会長を始め、IOC(国際オリンピック委員会)委員、各オリンピック委員代表の皆様、ようこそ日本へいらっしゃいました。心から歓迎したいと思います。
 6年前、東京招致が決まったブエノスアイレスの地において、大会成功に向けて、全力を尽くしていくことを、皆様にお約束いたしました。この間、IOCの助言の下、組織委員会と東京都の緊密な連携により、準備を進めてまいりました。メイン会場のオリンピックスタジアムも、本年11月の完成が予定されています。この準備状況については、IOCの皆様からも、大変高い評価を頂き、うれしく思っています。
 2011年、日本は、東日本大震災によって甚大な被害を受けました。その中で、世界中の皆様から御支援を頂きながら、一歩一歩、復興に向けて前進してまいりました。あの時、世界中の皆様から頂いた御支援に対する、ありがとうのメッセージをお伝えするとともに、未曾有の大災害から復興を成し遂げつつある東北の姿を、世界中に発信していきたいと思います。
 また、大会を通じた人と人との出会いは、オリンピックの大きな意義ではないでしょうか。大会を、日本全国の皆様の、温かな思いの詰まったものとするためにも、参加する国・地域と地方自治体をつなぐ、ホストタウンを設けて、交流の発展につなげていきたいと考えています。
 そして、ユニバーサルデザインの推進、多様で魅力的な文化の発信など、2020年の、その先を見据えて、歩みを進めてまいります。
 スポーツこそは、世界をつなぐ。そして万人に、等しい機会を与えるものがスポーツであります。このことを、私たちは、55年前の東京大会から学びました。来年の大会は、改めて、このことを世界に示す機会にしたい。
 アスリートが、自分の限界を超えて挑む姿は、私たちに大きな夢と感動を与えてくれます。その舞台は、着実に整いつつあります。
 1年後、ここ東京で再び皆様とお会いし、オリンピックの感動を共に分かち合うことができることを、心から楽しみにしております。本日は本当にありがとうございました。

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