拉致被害者御家族等との面会

令和2年9月29日
面会する菅総理1 面会する菅総理1
面会する菅総理1
面会する菅総理2 面会する菅総理2
面会する菅総理2
面会する菅総理3 面会する菅総理3
面会する菅総理3
面会する菅総理4 面会する菅総理4
面会する菅総理4
面会する菅総理5 面会する菅総理5
面会する菅総理5
面会する菅総理6 面会する菅総理6
面会する菅総理6

 令和2年9月29日、菅総理は、総理大臣官邸で拉致被害者御家族等と面会しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「本日は御多忙の中、官邸まで足を運び、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。 お嬢様の恵子さん、また、めぐみさんとの再会がかなわぬままに、有本嘉代子さん、横田滋さんがお亡くなりになり、私自身、胸が締め付けられる思いであります。改めて、御冥福をお祈り申し上げます。いまだに多くの拉致被害者の方々が北朝鮮に取り残されたままでありますことに、大変申し訳なく思います。
 去る9月16日に、安倍政権を引き継いで、99代目の内閣総理大臣になりました。そして今日までの間に、外国の首脳との電話会談を行っています。トランプ大統領とも電話会談しました。この拉致問題を何としても解決に協力いただきたい。お願いをいたしました。大統領からは、拉致問題の解決、そして北朝鮮問題について、緊密に連携していく、そういう言葉を頂いております。また、中国の習近平国家主席、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領、こうした首脳に対しても、拉致問題解決の協力を求めました。理解を頂いております。また、国連総会の一般討論演説の中で、私自身、拉致問題の早急な解決の必要性を訴えさせていただいて、条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン)委員長と会談する用意がある旨、また、日朝間の実りある関係の樹立は、日朝双方にとって利益が合致する、地域の平和と安定にも大きく貢献するところであります。こうした旨を、国連総会の演説の中で、世界に向けて発信させていただいたところであります。 全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向け、自ら先頭に立って、あらゆるチャンスを逃すことなく、活路をひらいていきたい。その決意で、全力で交渉をしてまいります。
 本日は改めて、こうして皆さんにお会いさせていただいて政権の決意を申し上げさせていただくと同時に、この機会に皆さんからその思いをお伺いさせていただきたい。そういうことで、今日はお集まりいただきました。どうぞよろしくお願い申し上げます。」

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