ワクチン接種これいいね。自治体工夫集

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追加接種




4回目接種に向けた高齢者施設における巡回接種
団体名:栃木県
栃木県は、早期に4回目接種を受けることが困難な高齢者施設等の入所者に対する巡回接種を実施している(6/13~8/31のうち、月~木に実施)。

外国人支援団体と連携した情報発信
団体名:大阪府大阪市
大阪府大阪市は、事業連携協定を締結している外国人向け求人情報を掲載する企業のホームページにワクチンに関する情報を掲載。また、大阪市市民活動総合ポータルサイトに登録されている市民活動団体(活動分野:「国際協力・多文化共生」120団体)にワクチン接種の最新情報を定期的に発信するなど、外国人に対する情報発信を幅広く行っている。

4回目接種の対象となる、18歳以上の基礎疾患を有する方などによる接種券申請の円滑化
団体名:兵庫県神戸市
兵庫県神戸市は、4回目接種において、60歳未満の方は申請により接種券等(「こうべE-mail接種券」または「郵送による接種券(紙)」)を発行(令和4年6月1日より申請受付開始)。メールによるやりとりを通じて申請者の要件該当の真正性を事前に確認できるようにしたことにより、接種券等の発行送付のコスト削減や効率化を図っている。

接種券の早期発行
団体名:東京都目黒区
東京都目黒区では、1・2回目接種から6か月が経過しても接種券が届かない場合には、区のホームページから接種券の送付を申請することができるようにしている。
【参照URL】
https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/hoken_eisei/shinryo/yobosesshu/covid19/vaccine_booster_shot_tetuduki.html別ウィンドウで開く

接種券なし接種の実施
団体名:兵庫県神戸市
兵庫県神戸市では、大規模接種会場(ノエビアスタジアム神戸会場)において、接種券なし接種を可能としている。
※ 利用者は市予約サイトもしくは専用ダイヤルにて事前に予約の上、2回目の接種日が分かるもの(接種証明書等)及び神戸市に住民票があり18歳以上であることが確認できるもの(マイナンバーカード等)を要持参(1・2回目接種時の接種券番号が分かるものがあれば受付がスムーズとなる)。
【参照URL】
https://www.city.kobe.lg.jp/a73576/kenko/health/infection/protection/ticketless.html別ウィンドウで開く

医療従事者向け接種の速やかな実施
団体名:高知県
高知県は、複数の医療機関をグルーピングし、グループごとに接種医療機関を指定(住民接種も選択可)。
接種医療機関は、グループ内の職員の接種希望をとりまとめ、住所地の市町村に接種券の発行を依頼し、ワクチンの配分を受けて接種を行っている。
【参照URL】
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/130401/2021020100226.html別ウィンドウで開く
団体名:山口県下関市
山口県下関市は、山口県と連携し、医療機関からのリストをもとに前倒し接種者の接種券を11月末から発送。
自院接種可能な医療機関には12月にワクチンを配分し接種を進め、1月13日時点でほぼ完了。
他の医療機関、薬局については、12月から1月に集団接種会場を設置して順次対応し、1月前半にはほぼ完了。
団体名:長野県
長野県は、自院接種以外の医療従事者等に対して1月9日から県の集団接種を前倒し、市町村と連携して、1月中には接種を終えるよう取組を実施。
団体名:福島県相馬市
福島県相馬市は、市内の病院および医療機関は市の接種計画のもと、12月13日から12月 30日までの期間で接種を完了。

高齢者施設等向け接種の速やかな実施
団体名:多数の市町村
多数の市町村では、高齢者施設等が接種を行う医療機関を見つけることができない場合等において、市町村や委託業者による接種チームを派遣し、巡回接種を実施。
団体名:神奈川県横浜市
神奈川県横浜市は、高齢者施設での接種を12月中から開始し、可能な限り1月中に施設入所者等接種を実施し、概ね2月中に施設入所者等の接種を終わらせる方針。
【参照URL】
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/vaccine/vaccine-portal/info_202201_01.html別ウィンドウで開く
団体名:兵庫県神戸市
兵庫県神戸市では、高齢者施設の入所者等は、6か月経過時点で接種券付き予診票がなくとも接種を行っている。
接種券付き予診表が届き次第、施設において、接種当日に記入した予診票から接種券一体型予診票への転記を行っているが、国保連を経由しない神戸市民の分については、両様式をホッチキス止めして提出することも可としている。
団体名:東京都世田谷区
東京都世田谷区では、医療従事者や高齢者施設の入所者・従事者等の前倒し接種対象者は、区のホームページから接種券の発行を申請することが可能。
【参照URL】
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/005/006/013/001/d00195125.html別ウィンドウで開く
団体名:福島県相馬市
福島県相馬市は、高齢者施設等の入所者等については、市の接種計画のもと、12月中旬から意向調査および接種を順次実施。

一般の高齢者向け接種の速やかな実施
団体名:福島県相馬市
福島県相馬市は、12月下旬に初回接種を受けた高齢者に意向調査を実施。接種の有無および接種を希望するワクチンの意向を踏まえ、日時・場所を指定して接種券を送付(※1)。1月10日から集団接種を開始しており、1月末までに高齢者の接種を終える方針(※2)
※1)1月13日時点で既に9割以上返答があり、ほとんどの方が追加接種を希望。
※2)相馬市は、高齢者の初回接種が概ね昨年5月中に終了している。

また、集団接種会場において取り違えが起こらないようにレーン分け等を行うこととしたうえで、ファイザー社とモデルナ社ワクチンの双方による接種を実施。

【参照URL】
https://www.city.soma.fukushima.jp/shiseijoho/kohokocho/topics/2022/1/11114.html別ウィンドウで開く
団体名:兵庫県神戸市
兵庫県神戸市は、接種券に「おまかせ予約チケット」を同封。市に予約を取ってもらうことを希望する方はその旨を記載して返信。市が予約結果を郵送してお知らせすることとしている。
【参照URL】
https://www.city.kobe.lg.jp/a00685/075286222130.html別ウィンドウで開く
団体名:東京都三鷹市
東京都三鷹市では、モデルナ社ワクチンによる先行予約を受け付けている。
【参照URL】
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/094/094606.html別ウィンドウで開く

接種券発送状況を自ら確認できるサービスの開始
団体名:兵庫県神戸市
兵庫県神戸市は、ワクチン接種券発送状況を自ら確認できる「お知らせサービス」を開始。ホームページから専用のサイトに入り初回接種の接種券番号を入力すれば、追加接種の接種券の発送時期が表示される。
【参照URL】
https://www.city.kobe.lg.jp/a00685/hassoujoukyoukakunin.html別ウィンドウで開く


 

若者接種促進




大学生への接種促進
団体名:福島県福島市
福島県福島市は、市が運営する集団接種会場に大学生向け専用枠を設けるほか、福島大学と協力し、学生向けに大学構内での接種を実施した。

若年層の接種促進に向けた巡回接種
団体名:栃木県
栃木県は、若年層の接種を促進するため、県内の大学等と調整し、大学構内でワクチン接種ができるよう、県営接種会場の医療従事者による巡回接種を実施している。

若年層への情報発信
団体名:富山県
富山県は、3回目接種の有効性や交互接種の安全性を分かりやすく説明し、早期の接種を呼びかける啓発動画を制作。同動画を活用し、18歳~44歳の若い世代を対象とした、YouTube広告を展開するほか、商業施設、公共施設等にて放映している。
【参照URL】
https://www.pref.toyama.jp/120507/kurashi/kenkou/kenkou/covid-19/tokusetsukaijou/3rd_vaccination_pr.html別ウィンドウで開く

大規模接種会場における夏休み先行予約の受付
団体名:滋賀県
滋賀県が運営する大規模接種会場では、「優先接種対象職種枠」および「学生・若者枠(18~29歳)」の予約については、夏休みを前にあらかじめ接種の予定を立てられるよう、7月31日接種分までの先行予約を受け付けている(3回目接種のみ。通常は接種日の2週間程度前からの予約開始)。
【参照URL】
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/325660.html別ウィンドウで開く

若者向けの知事メッセージ動画及び啓発ポスターの制作
団体名:長崎県
長崎県は、大石知事自らが3回目接種を呼びかけるメッセージ動画や県職員を起用した啓発ポスターを制作。公共交通機関や地域のイベント、プロスポーツ会場等において、動画の放映やポスターを掲示することにより、若者に接種を呼びかけている。
【参照URL】
https://youtu.be/DtiSEm6ZWVw別ウィンドウで開く

都心部での予約なし・接種券なし接種の実施
団体名:福岡県福岡市
福岡県福岡市では、立ち寄りやすい都心部天神の市役所1階ロビーにて、「天神立ち寄り接種」を実施。対象者は16歳以上の福岡市民で、平日は14時~20時、土日祝は11時~17時受付、ファイザー社ワクチンで1日約300人、予約なし、接種券なし接種も可能としている。
【参照URL】
https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/coronavaccine/wakutin.html#tatiyori別ウィンドウで開く

深夜・早朝接種会場の設置
団体名:神奈川県横浜市
神奈川県横浜市は、多様なライフスタイルに対応したワクチン接種を実施するため、深夜から早朝(22時~翌朝7時)にかけて接種できる会場を設置している。
【参照URL】
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/vaccine/vaccine-portal/info_202203_03.html別ウィンドウで開く

ゴールデンウィーク中の大規模接種会場の増設
団体名:静岡県
静岡県は、ゴールデンウィーク中に大規模接種会場を増設。一部の会場は無休とし、また一部の会場は実施時間を夜間までとする。さらに、すべての会場では、接種券なし・予約なしでの接種を可能とする。
団体名:三重県
三重県は、ゴールデンウィーク中に大規模接種会場を増設。会場においては、企業・大学等の団体からの予約に対応するため、個人予約に対応する予約枠とは別に団体枠を新設する。

大規模接種会場における若者の優先枠設定
団体名:滋賀県
滋賀県は、運営する大規模接種会場において、金曜日・土曜日には20時まで夜間接種を実施するとともに、予約システムの優先予約枠に「学生・若者枠(18~29歳まで)」を設けている。

大学に出向いての出張予約受付
団体名:長野県
長野県では、県庁職員が大学に出向き、学生等から県が運営する大規模接種会場での接種予約をその場で受け付ける取り組みを行っている。

職域接種未実施企業への個別希望聴取
団体名:広島県
広島県は、企業・大学等の団体予約についての相談窓口を設置するとともに、これまでに職域接種を実施していない企業・大学等へ調整希望を個別に聞き取り、希望がある場合は大規模接種会場での接種を調整している。

ワクチン休暇取得勧奨の協力依頼、帰省する学生等への情報提供
団体名:北海道斜里町
北海道斜里町は、町内主要事業所に対し、ワクチン休暇等の協力依頼を行い、従業員のワクチン接種の促進を図っている。
また、夏休み等で町に帰省する学生に対し、町内の半数程度の方が登録しているメール配信システムやHPにより、接種枠の新設や必要な手続きについての情報提供を積極的に行っているほか、町内全体のワクチン接種の機運を高めるため、報道機関や町広報紙を活用し、接種率や一般接種開始時期などの情報発信を積極的に実施。

土日祝日の接種会場の設置、家族や友人同士の予約案内
団体名:秋田県大館市
秋田県大館市は、大規模集団接種会場を土日祝日に設置し、若者からお年寄りまで一斉に予約を受けることを可能とするとともに、問い合わせがあった場合は、状況に応じて家族や友人同士の予約を案内する取り組みを実施。

受付時間の延長、土曜の接種日の増設
団体名:新潟県阿賀町
新潟県阿賀町は、感染拡大につながりやすい、若者世代の予約受付を早めに実施。
また、若者世代が仕事終わりに接種できるよう15:00~19:00の時間帯で予約を受け付けているほか、土曜の接種を望む声が多かったことや、副反応で翌日の仕事に支障が出ないようにする理由から、土曜の接種日を増設している。
【参照URL】
https://www.town.aga.niigata.jp/important/1264.html別ウィンドウで開く

平日夕方・夜間の接種の実施、予約日時変更への柔軟な対応
団体名:石川県珠洲市
石川県珠洲市は、年代を分けずに16歳から60歳未満の方へ一斉に接種券を発送。
また、仕事帰りや学校帰りの人も受けやすいよう、接種時間を16時から19時とし、予約日や時間の変更にも接種直前まで柔軟に対応。さらに、教職員や保育所職員、不特定多数の人と接する企業に勤める人の予約枠を設定し、優先接種の対象としている。

町内文化ホール等での平日夕方・休日接種の実施
団体名:鹿児島県長島町
鹿児島県長島町は、若者が接種を受けやすいよう、7月~8月にかけて平日夕方(17時~19時)や、日曜日・祝日に接種できる日程を町内の文化ホール等に設けている。

平日夜間・休日接種会場の開設
団体名:熊本県
熊本県は、8月2日~11月末まで、市町村の一般接種を補完するため、仕事で平日昼間に接種が難しい方などを対象に、平日夜間や休日の接種を行う県民広域接種センターを開設。
一般の個人枠のほか、保育士、教職員等の団体枠(優先)や商工会など民間団体の職域接種を補完するための団体枠(一般)を設けるとともに、熊本地震の影響で病院や診療所の数が減少した益城町住民等を対象に復興応援枠を設定。
【参照URL】
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/45/102271.html別ウィンドウで開く

深夜接種会場の開設
団体名:福岡県福岡市
福岡県福岡市は、クリニック等や集団接種会場で既に実施している昼間・夜間の時間帯に加えて、7月20日から、新たに深夜帯の接種会場を開設。同会場では、22時00分~翌8時00分(最終受付7時00分)の接種を行い、市内で24時間の接種体制を確保。
【参照URL】
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/84744/1/kaikenip_sinyasessyukaijoukaisetu0624.pdf?20210625161514別ウィンドウでPDFを開く
https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/coronavaccine/wakutin.html別ウィンドウで開く

個別の接種日時の指定
団体名:福島県相馬市
福島県相馬市は、予約制ではなく、若者も含め事前に意向調査を行った上で、接種希望者に個別に接種日時を指定し、土日祝日も集団接種を実施。
【参照URL】
https://www.city.soma.fukushima.jp/shinososhiki/hokencenter/vaccine/9521.html別ウィンドウで開く

中学校・高校との連携による日程調整
団体名:福島県南相馬市
福島県南相馬市は、中学校や高校からも情報を得ながら、夏休み期間に極力接種できるよう、夏期講習等、学校のイベントを避けるなど、細やかに接種日程の調整を行いつつ、希望する生徒が接種しやすい日時を個別に指定している。

町内企業、商工会との連携による従業員の接種スケジュールの作成
団体名:島根県邑南町
島根県邑南町は、集団接種の事前意向調査を行い、本人の希望する接種日時を割り当て、仕事で昼間に接種できない方も想定し、20時半までの接種時間を設定。
また、町内企業、商工会と連携し従業員の接種スケジュール調整を依頼し、接種しやすい体制づくりを行っている。
小中学生については、保護者と同じ時間に接種できるよう、同じ日時で接種日時を割り当てることにより配慮するとともに、高校、大学生相当の年齢の方へは、町外居住地で接種するための、手続等について情報提供を行っている。

接種日時・会場の指定による予約の手間の削減
団体名:三重県志摩市
三重県志摩市は、集団接種を毎日実施することで接種機会を確保。接種予約は、予め行う接種希望調査(紙面またはネット回答)により、希望する曜日や時間帯に沿って市が個々人の接種日時、接種会場を指定。接種会場を探す手間が無く、予約も郵送または簡単なネット回答のみで完了するため、スムーズな接種予約が可能となっている。
また、集団接種会場を土日平日問わず開設しており、平日は仕事終わりに接種が受けられるよう夜間に実施しているほか、各種関係団体に従業員がワクチン接種を受けやすい環境整備の協力を呼びかけている。
【参照URL】
https://www.city.shima.mie.jp/kakuka/kenkofukushibu/kenkosuishinka/corona/corona_vaccine/1623907100253.html別ウィンドウで開く

ショッピングモールでの集団接種
団体名:東京都日の出町
東京都日の出町は、若年者が接種しやすいよう、ショッピングモールのホールを集団接種会場として実施。
このほか、接種予約に残数がある場合は、日の出町HP、お知らせメール、日の出町ツイッターで周知し、接種を促す取り組みを行っている。
【参照URL】
https://www.town.hinode.tokyo.jp/0000002709.html別ウィンドウで開く

若者向け啓発ポスターの制作
団体名:東京都小金井市
東京都小金井市では、市医師会がワクチン接種を積極的に推進。若者への啓発のため、市内在住の漫画家かわぐちかいじさんに依頼し、空母の艦長が「高性能ワクチンでコロナを迎撃せよ!!」と呼びかけるポスターを制作。市内500カ所に掲示。
【参照URL】
https://koganei-med.or.jp/wp/wp-content/uploads/2021/07/corona_poster_210712.pdf別ウィンドウでPDFを開く


 

医療従事者確保




県医師会による集団接種会場の運営支援
団体名:岡山県
岡山県では、県内15市町及び県医師会とのワーキンググループにおいて検討を行い、個別市町村が県医師会に集団接種会場の運営を委託する仕組みを構築。この中で、地元郡市医師会と市町村との調整を行った上でもなお、医療スタッフが不足する場合には、県医師会が広域調整を行い、医療従事者の確保に努めている。

医療関係者と協力した個別接種の実施、小分け配送の工夫
団体名:和歌山県和歌山市
和歌山県和歌山市は、医師会・医療機関の全面的な協力、市保健所からの計画的なワクチンの個別配送などにより、かかりつけ医など市内280以上の医療機関における個別接種を実現。
配送においては、3週間先のワクチンの希望量調査を行い、その後、配分量・入荷日が判明すれば、希望量に基づき配送計画を作成・医療機関へ提示。また、1バイアル分の資材(シリンジや針、生理食塩水)を一袋に詰めて配送し、医療機関の負担を軽減。
こうした取組により接種が加速し、6月30日より64歳以下の方への接種券を発送し順次接種を開始。
【参照URL】
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/1027184/1027186/1033802/index.html別ウィンドウで開く
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/1027184/1027186/1033802/1035675.html別ウィンドウで開く

大学と連携した医療従事者の派遣
団体名:東京都小笠原村
東京都小笠原村では、円滑なワクチン接種に向け、東京都・東海大学と協定を締結。同協定に基づき、東海大学医学部付属病院の医師、看護師が同大学の海洋調査研究船により、村へ派遣される。
また、高齢者向けワクチンの余剰分や国の前倒しによるワクチン配分を活用し、6月下旬より、海上自衛隊基地内の体育館を接種会場に、対象者を12歳~64歳の方まで拡大して接種を実施。
【参照URL】
https://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/panel-top_topics/sonminka/小笠原村における東海大学と連携した新型コロナ.html/26327/別ウィンドウで開く
https://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/sonmin/新型コロナウイルスワクチン接種特設ページ/別ウィンドウで開く

集団接種会場への接種支援班の派遣依頼
団体名:沖縄県石垣市
沖縄県石垣市では、離島における接種体制構築のため、沖縄県医師会・看護師会・薬剤師会の協力を得て、毎週金土日に、市の集団接種会場へ接種支援班が派遣されている。これにより、一日最大約1200名の接種実績を上げ、6月末までに高齢者接種を完了予定。

集団接種会場への研修医の派遣
団体名:奈良県
奈良県は、集団接種会場の稼働率向上のため、会場への研修医派遣を実施する。一定の規模があるにもかかわらず、稼働日数の少ない集団接種会場に医大などに要請し、指導医の指導のもと、研修医5名程度で構成するチームを複数派遣し、多数の研修医等による接種を実施。
【参照URL】
http://www.pref.nara.jp/secure/248045/20210512koureisyasessyuhoudou.pdf別ウィンドウでPDFを開く

医師・歯科医師・看護師の「別動隊」による接種機会の拡大
団体名:神奈川県大和市
神奈川県大和市は、個別接種・集団接種のほかに、最寄り駅から距離があり、周囲に医療機関が少ない地域(3カ所程度、高齢者接種期間中は2カ所)へ、日数を限定して医師・歯科医師・看護師の「別動隊」チームを派遣し、接種会場を設置する方針。地域の特性や接種状況に合わせて柔軟に会場を設営することが可能となる。
※歯科医師によるワクチン接種については、当初の予定を前倒し、5月18日の集団接種会場から実施している。
【参照URL】
http://www.city.yamato.lg.jp/web/shing/shing00000001_00011.html別ウィンドウで開く
http://www.city.yamato.lg.jp/web/kouhou/n20210518.html別ウィンドウで開く

区内の歯科大学と連携した接種
団体名:東京都千代田区
東京都千代田区では、区内の東京歯科大学及び日本歯科大学の協力の下、モデルナ社製のワクチンを使用した接種を実施することにより、ワクチン接種の加速を図っている。東京歯科大では区内教職員・保育士等、日本歯科大では一般区民を対象とし、区内教職員・保育士等への接種は8月7日までに終了する予定。
【参照URL】
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/koho/pressrelease/r3/r306/20210610.html別ウィンドウで開く

「医療のお仕事Key-Net」を通じた人材確保
団体名:福岡県糟屋郡粕屋町、千葉県大網白里市、栃木県那須烏山市、北海道川上郡標茶町、熊本県下益城郡美里町 等
福岡県糟屋郡粕屋町、千葉県大網白里市、栃木県那須烏山市、北海道川上郡標茶町、熊本県下益城郡美里町等では、国が運営する医療求人サイト「医療のお仕事Key-Net」を通じて、ワクチン接種のための医療従事者を募集し、マッチングに成功、医師を確保した。

「長野県ワクチン接種支援チーム」の募集による人材確保、マッチング
団体名:長野県
長野県では、知事メッセージの発信やラジオ広報など潜在看護職の方へ直接的な復職の呼び掛けを行うとともに、長野県医師会、長野県薬剤師会、長野県歯科医師会、長野県看護協会と連携して「長野県ワクチン接種支援チーム」を発足し、医療従事者を広く募集。派遣を希望する市町村等との迅速かつきめ細やかなマッチングを進めている。 
【参照URL】
https://www.pref.nagano.lg.jp/kansensho-taisaku/vaccine/juujisyabosyu.html別ウィンドウで開く

県による医療人材マッチング支援
団体名:新潟県
新潟県は、県内市町村の医療従事者確保を支援するため、新型コロナワクチン接種人材とのマッチングのための特設サイトを立ち上げ。接種への協力が可能な医療従事者の情報をとりまとめて自治体に提供する広域的な人材マッチングを行っている。
医師会や病院のほか、新潟大学の協力による各医局への働きかけにより、多数の医師が登録し、多くのマッチングが実現。看護師や薬剤師についても同様のマッチングを実施している。
【参照URL】
https://www.nv-support.jp/別ウィンドウで開く

潜在看護師の活用
団体名:富山県
富山県は、各種媒体を通じた広報・PRにより、潜在看護師等(看護師免許保持者)の「ナースセンター」への届出を啓発・促進するとともに、ワクチン接種業務への従事に向けた復職支援を富山県看護協会に委託して実施している。
【参照URL】
https://www.toyama-kango.or.jp/nursecenter2021#ttl-03別ウィンドウで開く

潜在看護師の掘り起こし
団体名:滋賀県
滋賀県は、会場での接種や健康観察を担う看護師を確保するため、県看護協会と協力して潜在看護師の掘り起こしを進める。ワクチン接種に特化した潜在看護師の協力の呼びかけ、登録、事前研修、看護職不足の市町とのマッチングを行う。
【参照URL】
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/318671.html別ウィンドウで開く

臨床検査技師の活用
団体名:群馬県、福島県福島市
群馬県、福島県福島市では、座学と接種の手順や注意点を学ぶ実技研修を終えた臨床検査技師をワクチン接種に活用し、接種を加速している。

救急救命士の活用
団体名:東京都墨田区、神奈川県海老名市
東京都墨田区、神奈川県海老名市では、座学と接種の手順や注意点を学ぶ実技研修を終えた救急救命士をワクチン接種に活用し、接種を加速している。


 

効率的な接種体制




希望する場所で接種できる訪問接種の実施
団体名:東京都練馬区
東京都練馬区は、練馬区モデルのコンセプト「近くて 安心 希望する場所で」に則り、訪問接種を実施。
対象は、寝たきり等によりワクチン接種会場での接種が困難で、かつ、かかりつけ医の往診による接種を受けられない方で、医師・看護師が自宅を訪問し接種を行う。
令和3年11月から事業開始し、令和4年6月16日までに延べ166名が利用している。
【参照URL】
https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/hoken/kansensho/2019-nCoV/vaccination_covid/houmonsesshu.html別ウィンドウで開く
https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/hoken/kansensho/2019-nCoV/vaccination_covid/moderu.html別ウィンドウで開く

会場内の誘導の工夫による予診時間の短縮、医師・看護師の巡回方式
団体名:京都府舞鶴市
京都府舞鶴市は、集団接種会場内での工夫として、受付において予診票の内容から①課題のない方は直接接種場所②課題のある方は看護師の問診③看護師の問診で解決しない方は医師の問診、の3つに分けて誘導し、予診の時間を短縮。
接種場所では、一定間隔を空けて机と椅子をセットし、高齢者には椅子に着席してもらったまま、医師と看護師が巡回して予診・接種・経過観察まで実施。高齢者の転倒リスクを減らすほか、副反応の症状が出た場合にも備え付けの机にもたれかかることができるため、経過観察が安全に実施できている。

会場内医師巡回方式の導入
団体名:東京都調布市
東京都調布市は、集団接種会場において高齢者が会場内を移動せず、医師が巡回して接種を行う被接種者巡回方式を導入した。高齢者は受け付け後、ブースの座席に座ったまま問診、接種等受ける。同方式で、高齢者が会場内を移動する方式に比べ、約2倍以上の効率化。
【参照URL】
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1612933960308/index.html別ウィンドウで開く

医療関係団体との緊密な連携
団体名:福島県郡山市
福島県郡山市は、医師会をはじめ医療関係団体等で構成する「郡山市新型コロナウイルスワクチン接種専門委員会」を1月12日に設置。行政と医療関係団体が各々の役割・業務分担を明確にし、緊密な連携のもと、市民のワクチン接種体制を整えている。また、基礎疾患をお持ちの12~64歳の方の優先的な接種を行うため、6月1日からインターネットと電話で申告を受け付け、6月下旬から年齢階層別に接種券を順次発送。
【参照URL】
https://www.city.koriyama.lg.jp/soshikinogoannai/hokenfukushibu/coronawakuchinpt/27136.html別ウィンドウで開く
https://www.city.koriyama.lg.jp/soshikinogoannai/hokenfukushibu/coronawakuchinpt/28835.html別ウィンドウで開く

巡回接種及び拠点薬局による配送
団体名:東京都豊島区
東京都豊島区では、薬剤師会と連携し、区から約40か所の拠点薬局へワクチンを配送し、その後、1つの拠点薬局から5か所程度の医療機関に小分けして配送する方法をとっている。
また、区民の交流の場である「区民ひろば」19か所を、5つの接種チームが巡回してワクチン接種を行う「巡回接種」を実施。
【参照URL】
https://www.city.toshima.lg.jp/496/2106021702.html別ウィンドウで開く
https://www.city.toshima.lg.jp/496/2106031703.html別ウィンドウで開く

薬剤師会と連携したワクチン管理
団体名:徳島県
徳島県は、ワクチン管理の一元化のため、県薬剤師会に委託し、「徳島県配送センター」を設置したほか、県内9力所の基本型接種施設においても、薬局薬剤師を配置。6人分ごとに接種用注射器(シリンジ・針)を梱包し、注射器の説明用資料(写真付き)を配布する等の支援を実施。

薬剤師による予診票記入支援
団体名:鹿児島県
鹿児島県は、県薬剤師会に予診票記入の支援を依頼。県薬剤師会は、オンライン研修会の開催や相談可能な薬局へのポスターの掲示により、県内全域で予診票記入を支援。
かかりつけ薬局においても、予診票の記入に不慣れな高齢者に対し、薬剤師があらかじめ予診票記入の支援や相談に応じることにより、ワクチン接種会場の医療従事者の負担軽減や円滑なワクチン接種に寄与している。
【参照URL】
http://kayaku.jp/pha/10844/別ウィンドウで開く

ワクチンの集中管理
団体名:岡山県岡山市
岡山県岡山市は、個別接種の病院・診療所や集団接種会場のワクチン移送を一元化、効率的に実施するため、「ワクチン集中管理・移送センター」を設置(運送業者に委託)。これにより、市内400超の接種機関の確保が可能となり、接種の加速化を図ることとしている。

配送センターによる小分け配送・接種券発行依頼リストの作成
団体名:宮崎県宮崎市
宮崎県宮崎市は、約220の医療機関等で個別接種を実施。市保健所が基本型接種施設として、ワクチン配送センターの役割を担い、運送業者に小分けと配送を委託することで、週2回の配送が可能となっている。
また、個別接種でワクチン余剰が発生した場合に備え、65歳未満の接種券のない方についても、医療機関等から市に「接種券発行依頼リスト」を提出することで接種体制を整えている。
【参照URL】
https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/covid19/for-medical.html別ウィンドウで開く

オンライン予診の活用
団体名:北海道
北海道では、6月19日に開設した「北海道ワクチン接種センター」で、オンライン予診を実施。また、その後も円滑な運営のための検証を重ね、得られたノウハウをワクチン接種に係る予診医確保が困難な市町村と共有することとしている。
【参照URL】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kst/covid/vaccine_for_telehealth.html別ウィンドウで開く

訪問接種におけるオンライン予診の活用
団体名:宮城県大崎市
宮城県大崎市では、接種会場に行けない高齢者の接種が課題となっていた。この課題解決に向けて、市内のやまと在宅診療所大崎では、接種前に必ず必要な医師による予診を6月よりオンラインで行い、看護師が訪問接種。
医師が予診前後の時間もワクチン接種業務に拘束されないため、通常の診療に大きく影響を与えることがなく、また訪問診療の移動車中でもオンライン予診を行うなど、大幅な効率化を実現(訪問接種可能な方が1日24人に倍増)。

移動式接種会場
団体名:長野県千曲市
長野県千曲市では、貸切バス車両を接種会場に活用。医療従事者を乗せた貸切バスが、集団接種会場とは別に市内17カ所を回り、接種を実施している。

在宅療養者向けの巡回接種
団体名:福島県南相馬市
福島県南相馬市では、寝たきりなどの理由で集団接種会場に来場することが困難な方の自宅を訪問する巡回接種を実施。
接種にあたっては、問診及び接種の医師・看護師と経過観察の看護師が別動隊として巡回することにより、効率化を図っている。

診療所による訪問接種の実施
団体名:北海道夕張郡由仁町
北海道夕張郡由仁町の国民健康保険由仁町立診療所は、在宅療養支援診療所として訪問診療を行う患者が多いため、診療とは別日程を設定し、町外居住者を含むほぼすべての訪問診療患者に対し、訪問接種を実施している。

全島巡回による住民一斉接種
団体名:鹿児島県十島村
鹿児島県十島村は、4月27日、28日の2日間で南北約160kmにわたる村の有人離島7島を巡回する住民接種を実施。十島村の島は、いずれも人口千人未満の離島であるため、優先順位によらない一斉接種を計画。村営定期船に超低温冷凍庫を設置し、特別ダイヤにより各島を巡回する住民一斉接種を行った。5月25日、26日には2回目接種を行い、希望するほぼ全ての島民の接種を完了。

ワクチン接種進捗状況の見える化
団体名:埼玉県戸田市
埼玉県戸田市は、市民に対する新型コロナワクチン接種の情報提供を行うため、接種者数や接種率、ワクチンの確保状況といったワクチン接種の進捗状況を「戸田市ワクチンメーター」として見える化。
市役所内の50インチモニターやホームページでグラフを用いて分かりやすく表示し、毎日更新している。
【参照URL】
https://www.city.toda.saitama.jp/soshiki/154/vaccine-meter.html別ウィンドウで開く

県・市・国立大学の連携によるワクチン接種センターの開設
団体名:宮城県・仙台市
宮城県・仙台市・東北大学は、ヨドバシカメラマルチメディア仙台に「東北大学(宮城県・仙台市)ワクチン接種センター」を開設。同センターは東北大学の「臨時診療所」とし、東北大学病院から医師最大15 名を、看護協会・薬剤師会等関係機関から看護師、薬剤師を配置。仙台市が予約の管理、宮城県が医療人材の確保を担う。当面は仙台市民を対象とするが、進捗に応じ、他市町村の高齢者も対象とする。
【参照URL】
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/situkan/corona-vaccine.html別ウィンドウで開く

空港・大学における大規模接種会場の設置
団体名:愛知県
愛知県では、新型コロナワクチンの高齢者への接種及びそれに続く住民への接種を加速するため、名古屋空港ターミナルビル(豊山町)及び藤田医科大学(豊明市)の2か所において、大規模集団接種会場を5月24日に開設。接種規模は2会場合計で1日あたり3,000人。
【参照URL】
https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/wakuchin-daikibokaijou.html別ウィンドウで開く

県営ワクチン接種センターの設置
団体名:群馬県
群馬県は、市町村の接種の補完、接種の加速化を図り、7月末までの高齢者接種完了を目指すため、東毛地域に「東毛ワクチン接種センター(県営)」を設置。市町村との混乱を避けるためモデルナ製のワクチンを利用、1日あたり1,000 回の接種が可能な規模を想定している。高齢者接種が終了した後は、積極的なセンターの運用を図ることで接種の加速化を進め、11月末までに希望者全員の接種完了を目指す。県央地域にも2カ所目を設置。
【参照URL】
https://www.pref.gunma.jp/02/d50g_00083.html別ウィンドウで開く
https://www.pref.gunma.jp/02/d50g_00085.html別ウィンドウで開く

大規模接種会場の設置
団体名:兵庫県神戸市
兵庫県神戸市は、大規模接種会場を神戸ハーバーランドセンタービルとノエビアスタジアムの2か所に設置。
神戸ハーバーランドセンタービル会場では、歯科医が接種に協力し、1日に平均2,000人程度を対象とする。
ノエビアスタジアム会場は、楽天グループが運営を行い、大学や民間の医療機関などが医師、研修医、医学部生、看護師、薬剤師を派遣。オンラインで医師が問診するシステムを導入。1日1,000人から5,000人への対象拡大をめざす。
【参照URL】
https://www.city.kobe.lg.jp/a00685/520480437052.html別ウィンドウで開く
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/43532/20210524_hpup.pdf別ウィンドウでPDFを開く

県高齢者ワクチン接種センターの設置
団体名:埼玉県
埼玉県は、接種が遅れる自治体を支援していくため、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場「県高齢者ワクチン接種センター」(埼玉県浦和合同庁舎)を6月1日~7月31日に開設。同センターでは、1日当たり700人を対象に、期間内で計2万1千人の接種(2回分)を目標とする。
【参照URL】
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0710/covid-19/koreisha_center.html別ウィンドウで開く


 

自治体間連携




4市町村合同による相談・予約センターの設置
団体名:群馬県富岡市、下仁田町、南牧村、甘楽町
群馬県富岡市、下仁田町、南牧村、甘楽町は、4市町村合同で相談・予約センターを設置、運営。また、富岡市甘楽郡医師会・地域医療機関との連携・協力により、安全安心で円滑な接種体制の構築を図っている。
【参照URL】
https://www.city.tomioka.lg.jp/www/contents/1617343662890/index.html別ウィンドウで開く

市町村間のワクチン融通システムの構築
団体名:福島県
福島県は、6月23日から、県内の市町村間で新型コロナワクチンの融通ができるシステム「福島県新型コロナワクチンバンク」を試行。県が市町村のワクチンの不足状況や一時融通の可否等を把握し、市町村間を調整。予約のキャンセルや先送りが出ないようにする。

県下一丸のワクチンチームの構築、県境を越えた共同接種体制
団体名:鳥取県
鳥取県は県、市町村と医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会等の関係団体で構成する「新型コロナウイルスワクチン接種体制協議会」にて情報共有等を図り、県下一丸となってワクチン接種を推進。
同協議会にて複数市町村による共同接種体制の構築を提案し、県中部圏域の1市4町による共同接種体制を実施している。また、生活圏を同一にする方の利便性等に配慮したワクチン接種を行うため、兵庫県と連携し、県境を越えた共同接種体制の構築に取り組んでいる。4月14日には県東部と兵庫県北西部の共同接種体制の構築について両県知事が合意し、6月1日には当該エリア1市6町で共同接種に関する協定を締結。
【参照URL】
https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1237203.htm#itemid1237203別ウィンドウで開く

県による市町村への情報提供・相談対応
団体名:和歌山県
和歌山県は、令和2年12月からワクチン接種チームを立ち上げ、各市町村に対して先進事例の情報提供を行うとともに、各市町村のワクチン接種に係る準備状況や接種体制などを調査し、スムーズな接種が行えるようアドバイス等を実施。医療機関の少ない市町村に連携協定の仕組みを紹介し、接種体制を確保。
令和3年度からは、県内に7箇所ある振興局にワクチン担当の職員を配置し、各市町村からの相談対応などの支援を実施している。

県内市町村のモデル事例の共有
団体名:長野県
長野県は、モデル的に先行接種を行った市町村(2市1町3村)の実施結果報告書をとりまとめ、県内市町村に共有した。共有された知見としては、予診前に保健師等により予診票の確認を兼ねた聴き取りを行い、その情報を事前に医師と共有することで、医師による問診作業の短縮が図られ、接種速度の向上が期待。また県と市長会、町村会との間で意見交換の場を設け、市町村で協力して7月中完了に取り組む方針を確認。

長野県、地元医師会との連携による接種の促進
団体名:長野県小県郡青木村
長野県小県郡青木村は、村内に医師が一人しかいない中、長野県、地元医師会との連携により、65歳以上の希望者の集団接種を5月23日までに2回完了。
【参照URL】
http://www.vill.aoki.nagano.jp/covid-19.html別ウィンドウで開く


 

予約システム、円滑な予約体制




ハガキ予約の導入
団体名:愛知県常滑市
愛知県常滑市は、1・2回目接種時に予約を取ることが困難であった75歳以上の方を対象に、3・4回目の追加接種では、電話予約、ネット予約に加え、新たにハガキによる予約を導入し、接種を希望する方が予約を取りやすい体制を整えている。

大阪市コロナワクチンマップ(予約の空き状況を検索できるマップ)の公開
団体名:大阪府大阪市
大阪府大阪市は、「どこで接種ができ、予約の空きがあるのはどの接種会場なのか」という市民の声に対し、市内の個別接種会場および大阪市、大阪府、自衛隊の各集団接種会場の予約の空き情報や取扱いワクチン、受入対象者、予約方法等の情報をインターネットの地図上(グーグルマップ)に表示するシステムを構築・公開している。特定のアプリをインストールすることなく、パソコン、スマートフォン等で大阪市ホームページから即座に利用可能。
【参照URL】
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000555663.html別ウィンドウで開く

外国人留学生・就労者を受け入れている教育機関・事業者による接種券の申請
団体名:大阪府大阪市
大阪府大阪市は、日本での生活が不慣れな外国人留学生・就労者による接種券発行手続きの負担軽減及び迅速な接種を図るため、受け入れ教育機関・事業者などが、外国人留学生・就労者に代わって、大阪市のオンライン申請システムから接種券を一括申請できるようにするとともに、市から同教育機関・事業者などへ接種券を一括送付できる体制を整備した。

「予約お手伝い隊」の設置
団体名:新潟県新潟市
新潟県新潟市は、市民の方々が円滑にワクチン接種の予約を行えるよう、区役所や出張所等の窓口に「予約お手伝い隊」を設置している。
【参照URL】
https://www.city.niigata.lg.jp/iryo/kenko/yobou_kansen/coronavaccine/otetsudai.html別ウィンドウで開く

「岡山県共通予約システム」の導入
団体名:岡山県
岡山県は、県民であれば県内すべての医療機関で個別接種を受けることができる全県共同体制を構築。これを実現するため、県内に住民登録があれば、他市町村の医療機関を含め、2回分の接種を一度に予約できる「岡山県共通予約システム」を運用している。医療機関が少ない自治体の住民の接種機会の拡大にもつながっている。
【参照URL】
https://www.pref.okayama.jp/page/714974.html別ウィンドウで開く
https://v-yoyaku.jp/330001-okayama別ウィンドウで開く

予約抽選申込方式の導入
団体名:兵庫県加古川市
兵庫県加古川市は、先着順とした予約方式では、電話やインターネットのアクセスが集中し、つながりにくい状態となったことを受け、予約方法を申込抽選方式に変更。独自のWeb抽選申込システムを構築し、この仕組みを広く自治体の方に活用してもらうため、抽選申込フォームのテンプレートをオープンデータとして公開している。
【参照URL】
https://www.city.kakogawa.lg.jp/corona/31299.html別ウィンドウで開く
https://opendata-api-kakogawa.jp/ckan/dataset/vaccinelottery別ウィンドウで開く

集団・個別接種予約の一括受付、当日キャンセル時の対応
団体名:新潟県三条市
新潟県三条市では、集団接種と個別接種両方の予約受付を市が一括して行い、1回目と2回目の接種日時をセットで受付することで、医療機関や市民の負担を軽減している。
また、ワクチンの有効活用を図るため、保育所の保育士や小中学校の教職員のキャンセル対応リストを作成するとともに、当日キャンセルが発生した場合の連絡経路を事前に定めている。
【参照URL】
https://www.city.sanjo.niigata.jp/soshiki/fukushihokembu/kenkozukurika/kenshin/13421.html別ウィンドウで開く

中山間地における集団接種の工夫
団体名:島根県邑南町
島根県邑南町では、
・集団接種のみの体制とし、医療機関の負担を軽減。
・高齢者に配慮して各自での予約制を廃止し、従来から各種健診の通知配布等を担う集落保健衛生委員を通じて、接種意向調査票を配布、回収。
・コールセンターで元役場保健師・公立病院師長を雇用することで、地域に精通し、送迎希望等にも配慮したきめ細かな対応を実現。
などの工夫を行っている。

事前登録システムを使った接種日時の指定
団体名:京都府京都市
京都府京都市は、集団接種の予約を先着順とした結果、電話がつながりにくいなどの課題があったことを踏まえ、予約方法を変更。必ず接種できる安心感を持ってもらうため、接種希望者からのポータルサイトへの登録を受け付け、登録後に接種日時・場所を指定する方法とした。
【参照URL】
https://vaccines-kyoto-city.jp/別ウィンドウで開く

予約受付方法の工夫、予約が困難な方への支援
団体名:広島県竹原市
広島県竹原市は、高齢者の初回予約で65歳以上全員を対象としたところ、電話が殺到したことから、2回目からは80歳以上、70歳以上、65歳以上と三段階に分けて受け付ける方法に変更した。
また、電話やインターネットでの予約が困難な方や80歳以上の未予約者に対しては、窓口での代理予約、スマートフォン操作の支援を実施。


 

余剰ワクチン




余剰ワクチン発生時等の対応指針の作成
団体名:三重県
三重県は、キャンセル等によりワクチンの余剰が生じた場合に、貴重なワクチンを廃棄させないための「余剰ワクチン発生時の対応」指針や、接種の必要性が高いと考えられる県民への接種を検討する際の参考として「高齢者に次ぐ優先接種の接種対象者の選定」指針を作成。市町の効果的・効率的なワクチン接種の支援を行っている。
【参照URL】
https://covid19-vaccine.mie.jp/news/post-3674/別ウィンドウで開く

「ワクチンロスゼロセンター」の開設
団体名:北海道札幌市
北海道札幌市は、接種当日の急なキャンセルなどによる余剰ワクチンの廃棄防止に向け、「個別接種医療機関」と「接種を希望する市民」とのマッチングを行う「ワクチンロスゼロセンター」を7月1日に開設。
同センターでは、区ごとの空き枠数を市のLINE、Twitter、HPで発信(毎日(平日)14時45分頃)。希望者は、15時から16時までの間に電話で申し込み、当日中に接種できる。対象者は16歳以上で、接種券を未送付の人も原則申し込みは可能。
【参照URL】
https://www.city.sapporo.jp/2019n-cov/vaccine/loss_zero/index.html別ウィンドウで開く

キャンセル時等における接種対象者の募集
団体名:和歌山県海南市 他
和歌山県海南市は、ワクチンの廃棄を防ぐため、事前の登録があった市民を、急なキャンセル等で空きのできた医療機関に紹介。接種券が手元に届いていなくても登録を可能とするとともに、近い医療機関を紹介できるよう、登録者が日中過ごしている場所をもとに東部・西部・南部の3地区に分けて登録している。
【参照URL】
https://www.city.kainan.lg.jp/important/3354.html別ウィンドウで開く

この他、以下の自治体において、キャンセル等が出た場合のワクチン廃棄を防ぐために事前の接種希望者の募集等の取組を実施している。
・秋田県 横手市、山形県 舟形町、茨城県 八千代町、茨城県 境町、埼玉県 行田市、埼玉県 越谷市、埼玉県 戸田市、埼玉県 ときがわ町、千葉県 八千代市、千葉県 山武市、東京都 小平市、東京都 福生市、新潟県 魚沼市、富山県 上市町、富山県 立山町、石川県 加賀市、長野県 大町市、岐阜県 土岐市、岐阜県 飛騨市、愛知県 長久手市、愛知県 大治町、愛知県 阿久比町、大阪府 八尾市、和歌山県 橋本市、広島県 竹原市、広島県 尾道市、長崎県 雲仙市、熊本県 美里町、沖縄県 南風原町
事例の一覧は、こちら別ウィンドウでPDFを開く



 

移動手段確保




離島における集団接種の工夫
団体名:山口県周南市
山口県周南市は、大津島におけるワクチン接種の際、
・交通支援は、地元のコミュニティバス等を活用。
・救急搬送体制については、事前に民間の貸切船事業者や消防、関係医療機関と調整し構築。
などの工夫を実施。

交通手段の確保、予約の工夫
団体名:鳥取県南部町
鳥取県南部町は、自宅から接種会場までの交通手段がない人等のために、町内7地域振興協議会及び町の支援により交通手段を確保。
また、予約にあたっては、あらかじめ割り当てられた日について、希望時間や夫婦での接種などの個別事情を電話で聞き取る方法とし、高齢者の負担を軽減。
【参照URL】
https://www.town.nanbu.tottori.jp/admin/kenkohukushika/m141/n370/別ウィンドウで開く


 

民間からの協力




医療材料メーカー等との連携
団体名:神奈川県海老名市
神奈川県海老名市は、地元の医療材料メーカーの協力で、ワクチンが適切量充填されているかが一目でわかる特別なシリンジを置くトレーを導入。複数の医療従事者が交代で希釈分注や接種を行っても、ワクチンの有無が一目でわかるため、集団接種会場での空シリンジの使用や接種量の間違いなどの誤接種防止に有用であり、安全かつ効率的な会場運営を行っている。

ものづくり企業等との連携
団体名:愛知県豊田市
愛知県豊田市は、トヨタ自動車株式会社、ヤマト運輸株式会社と新型コロナウイルス感染症ワクチンに関する三者連携協定を締結。ものづくり等で培われた生産性を向上させるノウハウ等を活用して、以下の接種体制を確立。
・ワクチンの安全性を重視した効率的輸送及び保管・配送支援:ヤマト運輸株式会社
・会場運営支援、接種会場の提供、医療スタッフの派遣協力:トヨタ自動車株式会社
【参照URL】
https://www.city.toyota.aichi.jp/pressrelease/1043093/1043526.html別ウィンドウで開く


 

(備考)上記は、自治体の取組のごく一部を参考として紹介していますが、類似の取組等もあります。
追加・加筆がありうる旨、ご了承下さい。