基本方針の策定に向けた大臣視察及び意見交換

目次

2015年11月16日 オリンピック・パラリンピック教育の視察

 11月16日(月)、遠藤大臣は、筑波大学附属中学校及び筑波大学附属視覚特別支援学校を訪問し、オリンピック・パラリンピックに係る調べ学習及びゴールボールの授業風景を視察しました。
 視察を踏まえ、遠藤大臣は、オリパラ教育を進めることは、2020年東京大会の成功要因であり、教育を受けた子供たちが、選手、ボランティアなどのいろんな部門で大会へ参加していただくことで大会が盛り上がるし、それがきっかけで、日本という国がオリパラを糧にした大きな飛躍に繋がる旨、言及しました。
 また、パラリンピックに向けては施設整備が不十分であり、オリンピックとパラリンピックを一体的に取り組んでいくためにも、体制整備を推進するために取組を進める旨、言及しました。

2015年11月13日 会場・選手村建設予定地視察

 
 

 11月13日(金)、遠藤大臣は、会場・選手村建設予定地におけるセキュリティ、輸送上の問題点を確認するため、東京都内上空、東京湾海上、中防合同庁舎展望台、ワールド流通センター屋上、晴海客船ターミナル展望室、ゆりかもめ車内から、会場・選手村建設予定地を視察しました。
 セキュリティについては、会場・選手村建設予定地の立地、周辺環境の視察を通じ、"生きている街"での開催、会場が点在、海に近接という東京大会の特徴に伴う警備上の問題点を確認するとともに、今後、関係機関が連携を一層強化し、大会成功の条件となる安全安心の確保に向けた取組を推進する必要性を再認識しました。
  輸送については、大量のコンテナを運ぶトレーナー等が頻繁に往来する湾岸エリアの道路交通状況と「ゆりかもめ」等の交通インフラ状況の視察を通じ、2020年に向けて、経済活動の大動脈たる物流と大会関係者・観客の円滑な輸送を両立するための対策とともに、環状2号線等の道路インフラの早期整備の必要性を再認識しました。

2015年11月13日 日本オリンピック委員会竹田会長との意見交換

 11月13日(金)、遠藤大臣は、公益財団法人日本オリンピック委員会の竹田会長と意見交換を行いました。
 竹田会長から、2020年東京大会に向けて国際オリンピック委員会から求められている事項への対応等について要望がなされるとともに、2020年東京大会に向けた日本人アスリートの強化について話し合いが行われました。

2015年11月12日 舛添東京都知事との意見交換

 11月12日(木)、遠藤大臣は、都道府県会館において、東京都の舛添知事と意見交換を行いました。
 舛添知事からは、「オールジャパンで臨むこと」、「被災地の復興」、「文化の発信」、「パラリンピックの成功」、「ラグビーワールドカップとの連動」、「レガシーとなることを見据えた各種施設整備」、「都や地域社会等、日本全国の共存共栄」、「国と東京都と組織委員会との一体的取組」、「会場が所在する地方公共団体への配慮」、「ボランティアの活用」等について言及がありました。
 遠藤大臣は、都知事からの言及について東京都や組織委員会と連携しつつ、しっかりと取り組む旨、言及しました。 

2015年11月9日 情報通信研究機構(NICT)視察・意見交換

 11月9日(月)、遠藤大臣は、情報通信研究機構(NICT)を訪問し、インターネット上で起こっているサイバー攻撃をリアルタイムで観測・可視化し、速やかに分析・対策を行うシステムなどを視察しました。
 視察を通して、サイバーセキュリティ上の脅威の深刻化を再認識するとともに、2020年東京大会におけるサイバーセキュリティの確保に向けて、NICTと緊密に連携していくことを確認しました。
 また、NICTを所管する総務省の職員を交えて、サイバーセキュリティ人材の育成などについて意見交換をし、大会に向けたサイバーセキュリティ人材の育成について、総務省とNICTに協力を要請しました。

2015年11月6日 日本パラリンピック委員会鳥原会長との意見交換

 11月6日(金)、遠藤大臣は、日本パラリンピック委員会の鳥原会長と意見交換を行いました。若い世代の参加意識の向上のため、2020年のパラリンピック競技大会の期間中に小中学校を休みにするという提案がなされるとともに、パラリンピックの盛り上げや障害者スポーツの普及、大会を契機としてアクセシビリティの実現等について話し合いが行われました。

2015年11月5日 オリンピック・パラリンピック等経済界協議会との意見交換

 遠藤大臣は、オリンピック・パラリンピック等経済界協議会の企業会員の皆様をお招きし、意見交換を行いました。
 オリンピック・パラリンピック等経済界協議会からは、パラリンピックを成功に導くこと、小中学生も含むすべての人々が参加できる機会を作っていくこと、ユニバーサルデザイン・文化・安心安全等をレガシーとして大会以降長く残していくこと、地方の文化の発信等の重要性について言及がありました。

2015年10月26日 電気通信事業者のショールーム視察

電気通信事業者のショールーム視察
電気通信事業者のショールーム視察

 10月26日(月)、遠藤大臣は、都内の電気通信事業者が所有するショールームを視察しました。

 多言語コミュニケーションサービスや研究開発中の健康管理システムなど最新モバイル技術を体験し、「2020年東京オリンピック・パラリンピック大会は、日本の先進技術をレガシーとして世界に発信する絶好の機会である。政府、国の研究機関、東京都、組織委員会、民間が一体となって取組んでいくことが大事であり、その態勢づくりが重要だ」と述べました。

2015年10月22日 宮城スタジアム・石巻市訪問

宮城スタジアム・石巻市訪問
宮城スタジアム・石巻市訪問
宮城スタジアム・石巻市訪問

 10月22日(木)、遠藤大臣は、宮城スタジアムと石巻市を訪問しました。

 宮城スタジアムでは、フィールドや2002FIFAワールドカップのメモリアル展示を視察しました。その後、石巻市を訪問し、同市総合運動公園に移設された炬火台(64年東京大会の聖火台)を視察し、亀山市長や安倍市議会議長ら、炬火台の誘致にかかわった方々と市のオリパラに向けた取り組みについて意見交換を行うとともに、石巻市の復興状況なども視察しました。

 視察後、大臣は、「どうすれば皆さんの役に立てるかを考えながら視察をした。スポーツの力が復興の支援になるのだと改めて感じた。"ホストシティ・タウン構想"を通じいろいろな支援を行っているので、これが事前合宿や世界大会の誘致を含め地域のオリパラ機運上昇につながっていくことに期待している」と感想を述べました。

2015年10月20日 東京湾岸地区視察

東京湾岸地区視察
東京湾岸地区視察
東京湾岸地区視察

 10月20日(火)、遠藤大臣は、湾岸地区の防災・セキュリティ、輸送面の対応状況を確認するために、第二高潮センター、国道357号東京港トンネル、海上保安庁の測量船・巡視艇及び海上訓練の視察を行いました。

 視察後、大臣は、防災・セキュリティについては、湾岸地区には選手村や競技会場等、2020年東京大会の関連拠点が集中しているため、万全の対応が可能となるよう、関係機関が連携して、災害対策・テロ対策を強化していく必要性について改めて認識しました。

 また、輸送については、大会関連の輸送インフラが大会時の選手・観客等の円滑な輸送に不可欠であることも踏まえ、着実に整備する必要性について改めて認識しました。

2015年10月19日 車いすメーカーを視察

車いすメーカーを視察
車いすメーカーを視察
車いすメーカーを視察

 10月19日(月)、遠藤大臣は、パラリンピアン等が使用する競技用車いすの企画開発・製造を行っている 車いすメーカーを視察しました。

 大臣は、製造工程を視察した他、プロ車いすテニス選手の国枝慎吾氏や、ハンドサイクル選手の花岡伸和氏にお会いし意見交換をしました。また、競技用車いすに乗り、操作性の高さを体感しました。

 視察後、大臣は「国枝選手や花岡選手とお会いできて大変嬉しい。2020年大会のレガシーとしてユニバーサルデザインの社会を築くことが大きな目的の1つだが、日本のこうした中小企業の皆様の技術をしっかり世界に発信していきたい」と述べました。

2015年10月16日 羽田空港視察

羽田空港視察
羽田空港視察
羽田空港視察

 10月16日(金)、遠藤大臣は、出入国管理、空港のセキュリティ及びユニバーサルデザイン等について視察するため、羽田空港を訪問しました。

 視察後、大臣は「一番感心したことは、ユニバーサルデザインの仕組みがかなり整備されていたこと。障害をもっている方が来られた時に、コンシェルジュの方々が対応をきちんとされていた。トイレなども機能的で使いやすくできていた。更なる体制の整備に向け、関係府省庁との連携を図っていきたい」、また、出入国管理の体制については、「体制整備は進んでいるが、終わりではない。円滑化と厳格化の両立に向けてしっかり対応していきたい。」と述べました。

2015年10月14日 ショールームの視察及び試乗

ショールームの視察及び試乗
ショールームの視察及び試乗

 10月14日(水)、遠藤大臣は、2020年に向けた先端技術の視察を行いました。
江東区有明のショールームで暑さ対策に関わる技術や高度な映像技術などを視察した後、同区青海で燃料電池自動車やパーソナルモビリティに試乗しました。

 視察後、大臣は「楽しく視察させていただいた。東京大会を、日本の技術を世界に発信できる絶好の機会としたい。また、技術を用いて2020年の東京オリンピック・パラリンピックと2019年のラグビーW杯を成功に導きたい」と述べました。

2015年10月14日 地方6団体との意見交換会

 10月14日(水)、遠藤大臣は、地方6団体(全国知事会・全国市長会・全国町村会・全国都道府県議会議長会・全国市議会議長会・全国町村議会議長会)の皆様方と、意見交換を行いました。
 意見交換では、大会を通じて地域の魅力を世界にどのように発信するか、大会をいかにして全国的な盛り上がりにつなげていくか、等について話し合われました。

2015年10月13日 新宿駅及び新国立敷地視察

 10月13日(火)、遠藤大臣は新宿駅及び旧国立競技場敷地を視察しました。
 新宿駅では乗換ルートに段差が解消されていない箇所が残っていることなどユニバーサルデザイン化に向けた課題や、英語標識が設置者によって異なるなど多言語対応に向けた課題を視察し、新国立競技場敷地については、旧競技場の取り壊し状況や周辺環境等を確認しました。
 視察後、大臣は、駅の案内サインについて「利用するお客さまの立場に立ってつくっていただきたいし、我々も協力していきたい。」と述べました。また、新国立競技場については、「レガシーとしてしっかり残る建物であり、国民の皆さんがそれを、私たちの最高のモニュメントであると言えるような誇りのあるものを作っていきたい」と述べました。

2015年10月10日 IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉観戦

 10月10日(土)、遠藤大臣は千葉ポートアリーナで行われた「IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉」を観戦しました。
 開会式の挨拶で、大臣は「この大会が、主催者をはじめ、千葉県、千葉市の積極的な取組により日本での開催に至ったことは、2020年パラリンピック東京大会に向けて、非常に大きな意義があるものと思っています。日本のみならず各国の選手の皆さんにおかれましては、来年のパラリンピック出場権獲得に向け、日頃の厳しいトレーニングの成果を出し切って頂くことを期待しております。」と述べました。また、「東京大会におきましても、ここにいる選手のみなさん方が、メダルを目指して活躍し、会場を満員の観客で埋め尽くし、国民の皆さんを感動の渦に巻き込んでくれることを期待しています」と激励しました。
 観戦後、大臣は「球技を観戦しているというより格闘技を観戦しているようだった。今後もパラのいろんな大会を積極的にみていきたい」と感想を述べました。

2015年10月 8日 鈴木大地スポーツ庁長官との意見交換

 10月8日(木)、遠藤大臣は、鈴木大地スポーツ庁長官と意見交換を行いました。

 意見交換では、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、競技力の強化に向けた体制整備やスポーツ振興について話し合いが行われました。

2015年9月24日 国立スポーツ科学センター及び味の素ナショナルトレーニングセンター視察

 9月24日(木)、遠藤大臣は東京オリンピック・パラリンピックでのメダル獲得の拠点である「国立スポーツ科学センター」及び「味の素ナショナルトレーニングセンター」を視察しました。
 視察後、大臣は「選手の強化のためには、コーチとこのような施設の両方が必要であり、それを支える医科学的な裏付けを組み合わせることによって、実績につながる。」と感想を述べました。

2015年9月5日 ジャパンパラ水泳競技大会観戦

 9月5日(土)、遠藤大臣は東京辰巳国際水泳競技場で行われた『2015ジャパンパラ水泳競技大会』を観戦しました。
 開会式の挨拶では、大変なトレーニングを積んで出場された、アスリートの皆様へ激励の言葉を述べるとともに、5年後に向けて障害者スポーツの一層の推進やユニバーサルデザインの社会づくりにしっかり取り組みたいと述べました。
 観戦後、大臣は「懸命に頑張るアスリートの皆さんの姿をみて、我々が逆に励まされた。いい記録を出して是非リオにみんな出てもらいたい」と感想を述べました。

2015年8月1日 福島県訪問

 8月1日(土)、遠藤大臣は福島県を訪問しました。
 福島県の内堀知事と会談し、被災地での予選開催や事前合宿、選手村での福島県産の農産物の活用などについて意見交換を実施しました。
 遠藤大臣は東京大会を通して、東日本大震災からの復興を世界にアピールしたいと意欲を示しました。
 会談後は、「Jヴィレッジ」を視察し、関係者からJヴィレッジの全面再開に向けた取組みの説明を受け、「福島県の皆さんが改めて拠点にしたいという思いが伝わった」と述べました。