「2023年度 Trusted Web の実現に向けたユースケース実証事業」公募予告

デジタル庁から凸版印刷株式会社が「Trusted Web 開発等推進事業に係る調査研究」を請け負い、調査研究を行うため、Trusted Webの実現に資するプロトタイプシステムの企画・開発及びビジネスモデル構築・検証、これらを通じてTrusted Web実現に向けた具体的な課題及び改善提案等を請け負う事業者を、2023年4月初旬から募集する予定です。 詳細は、後日公開する凸版印刷株式会社の公募案内ページをご参照ください。

1.概要

Trusted Web実現に向けて、特に望ましい点は以下の通りです(すべてを満たす必要はありません)。

求める期待効果

効果1社会・経済の大きな課題の解決や、インパクトの大きな価値創出
効果2より多くの幅広い人にその効果が及ぶ
※国内外のマルチステークホルダーが関わる事業/ユースケースや、成果物が共有財(コモンズ)となる事業が望ましい

求める機能/仕組み

機能1ユーザ(自然人又は法人)自身が自らに関連するデータをコントロールできる
機能2データのやり取りにおける合意形成の仕組みがあり、且つその合意の履行トレースが出来る
機能3検証(verify)できる領域を拡大することにより、Trustの向上を図ることができる

事業は、以下の2つの類型で応募が可能です。今回は1件あたりの上限金額を定めませんが、費用対効果を勘案して審査するため、効果に見合った金額を提案してください。

※複数のプロトタイプシステムの提案を行うことが可能です(1つの類型で複数の提案を行うことも可能です)。

※1者、複数者での応募も問題ございません(可能な限り関係するステークホルダーを巻き込むことが望ましい)。

※成果物の知的財産権については、原則として国に帰属しますが、バイ・ドール制度を活用することにより、受託者に帰属させることが可能です。バイ・ドール制度を活用するには一定の要件・手続きが必要となるため、契約書案を参照してください。
なお、国に権利が帰属した場合であっても、公表された成果物を、受託者や第三者が自由に使用することは、原則として一切妨げません。

2.公募スケジュール・実証スケジュール(予定)

令和5年4月 初旬〜令和5年5月8日12時公募期間
令和5年4月17日〜令和5年4月26日12時公募に関する質問受付
令和5年5月 9日〜令和5年5月中審査
令和5年5月22日〜令和5年5月23日書類審査通過者への連絡、質問の送付(書類審査通過者のみ)
令和5年5月25日〜令和5年5月26日ヒアリング審査(オンライン、書類審査通過者のみ)
令和5年6月初旬選定結果の公表
令和5年 10月中間報告会
令和6年 2月-3月上旬最終報告会
令和6年 3月8日成果物納入期限