総合的な土砂管理に着目した初めての「流域水循環計画」を認定
〜 流域水循環計画は全国で30計画に 〜

 内閣官房水循環政策本部事務局(以下、「水循環事務局」という。)は、新たに神奈川県から情報提供のあった計画を「流域水循環計画」と認定しました。本計画は、総合的な土砂管理を通じ、治水・利水、生態系保全などの健全な水循環の維持・回復を目指す初めての流域水循環計画となります。
 本計画の認定により、「流域水循環計画」は合計30計画となりました。


今回「流域水循環計画」認定された「酒匂川総合土砂管理プラン」

 水循環事務局では、健全な水循環のための流域マネジメントの更なる普及と活動の活性化を図ることを目的として、全国各地において策定されている水循環に関する計画等の内容を確認し、「流域水循環計画」として認定・公表しています。

 今般、第4回として情報提供いただいた計画について、流域水循環アドバイザー※の意見等を踏まえ確認を行い、神奈川県から情報提供のあった「酒匂川総合土砂管理プラン」が「流域水循環計画」に該当すると認められましたので公表します。

 本計画は、総合的な土砂管理を通じ、治水・利水、生態系保全など健全な水循環の維持・回復を目指す初めての流域水循環計画となり、今後、水循環と土砂管理の新たな関係を示すモデルとなっていくことが期待されます。

 これにより、「流域水循環計画」は合計30計画(添付資料2)となり、今後、これらの活動情報をモデル調査や事例集に活用し、全国的活動の活性化に取り組んでいきます。

※ 水循環政策本部事務局が流域マネジメントの取組を進めるにあたり、様々な視点から助言をいただくために依頼している学識者
東京大学 生産技術研究所沖  大幹 教授
愛媛大学大学院 農学研究科武山 絵美 教授
筑波大学 生命環境科学研究科辻村 真貴 教授
東京学芸大学 環境教育研究センター吉冨 友恭 教授
お問い合わせ先
内閣官房水循環政策本部事務局 加納、東郷、酒井
TEL:03-5253-8389(直通)
E-mail:mizujyunkan_LAWアットマークmlit.go.jp
(メール送信の際には「アットマーク」を「@」にしてください)