新たな「水循環基本計画」が閣議決定されました
〜水循環基本計画の初めての改定〜

 6月16日(火)に、新たな「水循環基本計画」が閣議決定されました。
 水循環基本計画は、平成26年に成立した水循環基本法に基づき、水循環に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るために定められる、我が国の水循環に関する基本的な計画です。今回、初めての改定となります。

○ 水循環基本法に基づく初めての水循環基本計画は、平成27年7月に閣議決定されましたが、水循環に関する情勢の変化や水循環に関する施策の効果に関する評価を踏まえ、おおむね5年ごとに見直すこととされています。
今回の見直しに当たっては、有識者やパブリックコメント等からいただいた幅広いご意見を踏まえて作成しました。

○ 今後、各府省庁が一体となって、「流域マネジメントによる水循環イノベーション〜流域マネジメントの更なる展開と質の向上〜」など3本柱に重点的に取り組みつつ、次の9つの施策について、それぞれ総合的かつ計画的に推進することとしています。

  1. 流域連携の推進等 - 流域の総合的かつ一体的な管理の枠組み
  2. 貯留・涵(かん)養機能の維持及び向上
  3. 水の適正かつ有効な利用の促進等
  4. 健全な水循環に関する教育の推進等
  5. 民間団体等の自発的な活動を促進するための措置
  6. 水循環施策の策定及び実施に必要な調査の実施
  7. 科学技術の振興
  8. 国際的な連携の確保及び国際協力の推進
  9. 水循環に関わる人材の育成

資料

【問い合わせ先】
内閣官房 水循環政策本部事務局 志茂、鈴木、上村
電話:03-5253-8389 FAX:03-5253-1582
水循環政策本部HP
URL:http://www.kantei.go.jp/jp/singi/mizu_junkan/