持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合(第11回)

日時:令和3年12月24日(金)
   09時00分~09時15分
場所:総理大臣官邸2階小ホール

議事概要

 SDGs推進本部では、2017年から毎年、SDGsへの貢献を「見える化」することを目的として、政府の施策のうちの重点項目を整理した「SDGsアクションプラン」を策定すると共に、SDGs達成に資する優れた取組を行う企業・団体等を「ジャパンSDGsアワード」を通じて表彰しています。今回のSDGs推進本部会合では、2023年に日本がG7議長国を務め、国連でSDGサミットなどSDGsに関する大きな節目の会合が開催されることも念頭に、2022年はSDGs達成に向けた取組を一層加速化させるという決意のもと、「SDGsアクションプラン2022」を決定しました。

 会合中、松野博一官房長官、林芳正外務大臣、野田聖子国務大臣、鈴木俊一財務大臣、斉藤鉄夫国土交通大臣、金子原二郎農林水産大臣、金子恭之総務大臣、岸信夫防衛大臣、山口壯環境大臣、萩生田光一経済産業大臣、後藤茂之厚生労働大臣、古川禎久法務大臣、二之湯智国務大臣、末松信介文部科学大臣、西銘恒三郎復興大臣、山際大志郎国務大臣、若宮健嗣国務大臣、堀内詔子国務大臣、小林鷹之国務大臣、牧島かれんデジタル大臣の計20名から、それぞれの所掌のSDGsの達成に向けた取組や今後の計画等について発言がありました。

 会合の最後に、岸田総理大臣から、概要以下のとおり述べ、「SDGsアクションプラン2022」を着実に履行し、全ての人が生きがいを感じられる、新しい社会を実現するよう関係閣僚に指示しました。

(1)経済・社会・環境問題に対して包括的に取り組むSDGsは、新型コロナウイルス感染症、気候危機という未曾有の危機を乗り越える上で重要な羅針盤となります。「新しい資本主義」は、資本主義がもたらす弊害を是正し、持続可能な経済社会を創り上げ、社会課題の解決を、新たな成長の源泉としていくというものであり、まさに、SDGsの達成にもつながる取組です。
(2)我が国において、「成長と分配の好循環」による持続可能な経済を生み出す「新しい資本主義」をいち早く実現し、SDGsの達成という、世界、そして時代が直面する挑戦を、先導してまいります。

 第5回「ジャパンSDGsアワード」表彰式では、SDGs推進本部長賞(総理大臣賞)が株式会社ユーグレナに、SDGs推進副本部長賞(官房長官賞)がNPO法人eboard及び社会福祉法人恩賜財団済生会に、SDGs推進副本部長賞(外務大臣賞)が株式会社HAKKI AFRICA、OUI inc.及び特定非営利活動法人ジャパンハートに授与されました。このほか、株式会社シュークルキューブジャポン、株式会社荏原製作所、ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会、愛知県立南陽高等学校Nanyo Company部、株式会社エルコム、大槌ジビエソーシャルプロジェクト、一般社団法人男女共同参画地域みらいねっとが特別賞を受賞しました。 (総理発言全文(PDF:111KB)PDFを別ウインドウで開きます

(別添:議事録(PDF:192KB)PDFを別ウインドウで開きます