持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合(第6回)

日時:平成30年12月21日(金)
   10時25分〜10時35分
場所:官邸2階小ホール

議 事 概 要

 今回の会合では,『SDGsアクションプラン2019』を決定しました。同『アクションプラン』は,来年のG20サミット,TICAD7,初のSDGs首脳級会合に向け,日本の「SDGsモデル」の3本柱である,@SDGsと連動した官民挙げた「Society 5.0」の推進,ASDGsを原動力とした地方創生,BSDGsの担い手である次世代・女性のエンパワーメントに沿って,国内実施・国際協力の両面においてSDGsを推進していくものです。また,日本が,「人間の安全保障」に基づき,強靱かつ環境に優しい「国づくり」及び世界の「人づくり」に貢献し,来年のG20議長国として国際社会においてリーダーシップを発揮していくSDGsの主要課題についても明記しました。

 会合中,河野外務大臣,麻生太郎副総理兼財務大臣,根本匠厚生労働大臣,世耕弘成経済産業大臣,原田義昭環境大臣,宮腰光寛国務大臣,櫻田義孝国務大臣,平井卓也国務大臣,吉川貴盛農林水産大臣,石田真敏総務大臣,柴山昌彦文部科学大臣,片山さつき国務大臣,山下貴司法務大臣の計13名から,それぞれの府省のSDGsの実施に向けた取組や今後の計画等について発言がありました。

 会合の最後に,安倍総理大臣から,かつてないスピードで変化する世界から「誰一人取り残さない」社会を実現すべく,「豊かで活力のある未来に向けた国づくり」,「子や孫の世代に誇れる日本」,「国際社会をリードする日本」の3つのキーワードに沿って,世界の「国づくり」と「人づくり」に貢献していくとの決意が示されました。また,世界の注目が日本に集まる来年のG20サミットやTICAD7といった機会を通じ,リーダーシップを発揮し,SDGsの力強い担い手たる日本の姿を国際社会に対して示すとともに,来年9月のSDGs首脳級会合において,これらの成果をG20議長国として発信すべく,具体的な取組を推進・強化するよう指示がありました(総理発言全文PDFを別ウィンドウで開きます)。(議事録PDFを別ウィンドウで開きます