内閣官房長官のメッセージ

「情報セキュリティ月間」について
− 成熟した情報セキュリティ先進国へ −


 本年より、新たに2月1日から1か月間を「情報セキュリティ月間」と定めました。

 情報通信技術は、社会経済活動や日常生活のあらゆる場面で利用されており、私たちの暮らしの利便性を向上させる重要な社会的基盤となっています。一方で、サイバー攻撃や個人情報流出、重大なシステム障害など情報セキュリティに関する様々な問題が、暮らしや経済に影響を及ぼす可能性が高まっています。

 安心・安全にインターネットを使うためには、まず最初に、次のことに気をつけて頂ければと思います。
 ・ウィルス対策ソフト等を導入し、定期的に更新して最新の状態に保つこと
 ・基本ソフト(OS)を始め各種ソフトを定期的に更新し、最新の状態に保つこと
 ・パスワードは、容易に推測できないものとし、他人には知らせないこと

 これらを出発点として、情報セキュリティに関する知識を広げて頂ければと思います。国民の皆様一人ひとりが情報セキュリティ対策に取り組むことが、安全で便利な高度情報通信社会を構築することにつながります。

 「情報セキュリティ月間」では、国民の皆様に情報セキュリティについての意識を高めて頂くとともに、情報提供の強化などに努めることといたしました。官民が連携して、全国で1,000件を超える関連行事が開催されます。国民の皆様の積極的な御参加を期待しております。


 

平成22年1月29日
内閣官房長官 平野 博文