平成30年7月11日(水)午前

 
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平成30年7月豪雨について(7)

 これまで把握しております豪雨による人的被害は、死者176名、心肺停止3名、行方不明9名であります。また、安否不明であるとして110番通報のあったもののうち、安否が確認されていない者が、広島県を中心に46件、61名程度であり、このほかに、人数は不明でありますけれども、安否に関する通報が77件あります。現在も、警察、消防、自衛隊、海上保安庁の部隊が、人命第一の方針の下に、約7万5千人、ヘリ等83機の体制で捜索・救助活動に全力で取り組んでおります。
 本日、安倍総理は、岡山県を視察され、倉敷市の避難所の視察や、知事との意見交換などを行う予定であります。
 本日は、一部地域で雷雨となる可能性があります。また、雨が降っていなくても、昨日、広島県府中町において榎川(えのきがわ)が氾濫したように、土砂災害が発生する危険性があります。引き続き、十分に警戒いただきたいと思います。
 また、今後、1週間は晴れて暑い日が続く見込みです。避難生活を余儀なくされている被災者の皆さんや、屋外での復旧作業に従事されている方は熱中症に十分気を付けていただきたい、このように思います。

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