平成31年4月25日(木)午前

 
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農林水産物・食品の輸出拡大のための輸入国規制への対応等に関する関係閣僚会議について

 本日、農林水産物・食品の輸出拡大のための輸入国規制への対応等に関する関係閣僚会議の第1回会合を開催いたしました。農林水産品・食品の輸出については、政権発足前には年間約4,500億円でありましたけれども、昨年には9,000億円を超えております。一方で、世界の食の輸出市場は150兆円とも言われており、本日も、日本の野菜や果物がアジアで大変に人気があるとの御指摘がありましたが、そうしたことも考えれば、我が国の農林水産品の輸出はまだまだ大きく伸びることが予測されます。本日は、有識者の方々から、輸出先国の規制への対応などの課題を伺いました。私(官房長官)からは、本日の御指摘も踏まえ、農林水産大臣と厚生労働大臣を始め、関係省庁が連携して、それぞれの課題について実施目標時期を明確に定めて、早急に対応する体制を整えていただくようお願いいたしました。

第3回野口英世アフリカ賞受賞者の決定について

 野口英世アフリカ賞は、アフリカでの感染症等の疾病対策のために、医学研究又は医療活動分野において顕著な功績を挙げ、アフリカに住む人々の保健と福祉の向上に貢献した方々を日本政府として讃える賞であります。この度、第3回野口英世アフリカ賞の受賞者を決定しましたので発表いたします。医学研究分野では、コンゴ民主共和国のジャン=ジャック・ムエンベ=タムフム博士に授与いたします。授賞理由は、エボラウイルス病等の研究及び疾病対策の人材育成における多大な貢献であります。医療活動分野では、ウガンダ共和国のフランシス・ジャーバス・オマスワ博士に授与いたします。授賞理由は、アフリカ等における保健人材の育成等のための国際的システムの開発における多大な貢献であります。授賞式は、本年の第7回アフリカ開発会議、いわゆるTICAD7の機会に合わせて、8月30日(金)に東京都内で開催する予定です。各受賞者には賞状、メダル及び賞金1億円が贈られます。この賞を通じ、野口英世博士の偉業が世界に再認識され、アフリカでの感染症等の疾病対策に対する国内外の関心が高まることを期待しております。詳細については、担当室に御照会ください。

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