令和元年9月20日(金)午前

 
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閣議の概要について

 閣議の概要について申し上げます。一般案件等10件と政令、人事が決定をされました。大臣発言として、総務大臣から「消費者物価指数について」、衛藤晟一大臣から「令和元年秋の全国交通安全運動及び『交通事故死ゼロを目指す日』の実施について」、国家公安委員会委員長から「令和元年秋の全国交通安全運動の実施について」、厚生労働大臣から「働き方改革を担当する大臣を補佐する副大臣及び大臣政務官について」、安倍総理大臣から「海外出張不在中の臨時代理等について」、それぞれ御発言がありました。

 閣僚懇談会においては、武田大臣から「令和元年台風第15号について」、総務大臣から「台風第15号の被害への対応状況について」、文部科学大臣から「台風第15号に関する文部科学省関係の被害と対応状況について」、厚生労働大臣から「台風第15号による被災地を視察したことについて」、農林水産大臣から「台風第15号による農林水産業への被害状況及び対応について」、経済産業大臣から「台風第15号に伴う停電復旧状況について」、国土交通大臣から「台風第15号について」、環境大臣から「台風第15号の被害に対する環境省の災害対応について」、防衛大臣から「令和元年台風第15号に伴う停電に係る災害派遣について」ありました。また、安倍総理から、一刻も早く、電気や水が行き届くよう、引き続き復旧作業に全力を挙げること、住宅の補修、災害廃棄物処理など、きめ細かな被災者支援に最大限注力すること、台風15号を含め、本年8月から9月の大雨による災害の激甚災害への指定に向け、準備を進めること、屋根瓦をはじめ、家屋の損壊に対しては、最大限の工夫を行いつつ、国と自治体が協力して支援を進めること、被災地の皆さんが一日も早く、安心して暮らせる生活を取り戻せるよう、引き続き、被災自治体と一体となって、被災地の復旧、復興に全力を尽くすこと、台風第17号についても万全の警戒を行うこととするとともに、国民の皆さんへの適切な情報発信に努めること、指示がありました。引き続き政府一体となって、一日も早い復旧に全力で取り組んでまいりたいというふうに思います。

最高裁判事の人事について

 本日決定された最高裁判事の人事においては、お配りした資料のとおりです。

即位礼正殿の儀、祝賀御列の儀、饗宴の儀を国の儀式として行うことについて

 即位礼正殿の儀、祝賀御列の儀、饗宴の儀を国の儀式として行うこと、また、これらの儀式の細目について、内閣告示をもって公示すること、さらに、「即位礼正殿の儀当日における祝意奉表について」閣議決定がありました。

復興推進会議について

 復興推進会議を閣議前に開催をいたしました。総理からは、「東北の復興なくして、日本の再生なし」「閣僚全員が復興大臣である」との意識を共有をし、被災者の心に寄り添いながら、一日も早い被災地の復興に向け、全力を尽くすこと、「復興・創生期間」後も政治のリーダーシップの下で復興を成し遂げるため、年内に「復興の基本方針」を取りまとめることの御指示がありました。本日、総理の御指示を踏まえ、引き続き政府一丸となって復興に取り組んでまいります。

安倍総理の米国・ベルギー訪問について

 安倍総理は、23日から26日まで、米国のニューヨークを訪問し、その後、26日から28日まで、ベルギーのブリュッセルを訪問いたします。ニューヨークでは、第74回国連総会において一般討論演説を行うとともに「UHCハイレベル会合」及び「SDGサミット」においても演説を行い、グローバルな諸課題の解決に向けた我が国の貢献を発信します。また、この機会に、米国、イランなどとの首脳会談を行う予定です。また、ブリュッセルでは、ユンカー欧州委員会委員長からの招待を受け、「欧州連結性フォーラム」に出席し、基調講演を行います。また、ユンカー委員長との首脳会談を行う予定であります。

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