令和3年10月6日(水)午前

更新日:令和3年10月6日 内閣官房長官記者会見
 
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眞鍋淑郎プリンストン大学客員研究員、国立研究開発法人海洋研究開発機構フェローのノーベル物理学賞受賞について

 まず私(官房長官)からは、昨日、本年のノーベル物理学賞を、眞鍋淑郎(まなべ しゅくろう)プリンストン大学客員研究員・国立研究開発法人海洋研究開発機構フェローが受賞されたことを大変喜ばしく思っております。今回の受賞は、信頼性の高い地球温暖化予測を実現する地球気候の物理モデルの開発などの先駆的な功績が評価をされたものであり、正に、地球温暖化対策の礎となる研究成果であります。我が国の大学から世界に羽ばたいて成功された研究者として非常に誇りに思うと同時に、国民にとっての励みとなるものであります。私(官房長官)も教育・科学技術分野に長く関わらせていただきました。平成28年から29年までは文部科学大臣として、科学技術の振興などに力を入れて取り組んできたところであり、今回の受賞を大変喜ばしく思っております。今回の受賞により、日本人のノーベル賞受賞者は28名となり、特に21世紀以降の自然科学系3分野の受賞者は19名と、米国に次いで第2位となっています。政府として引き続き、創造性豊かな若手研究者の育成・確保や、優秀な研究者が安心して自らの研究に打ち込める環境の整備等に取り組み、我が国の研究力を総合的・抜本的に強化をしてまいります。

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