令和5年4月14日(金)午前

更新日:令和5年4月14日 内閣官房長官記者会見

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閣議の概要について

 閣議の概要について申し上げます。一般案件等5件、政令、人事が決定されました。大臣発言として、財務大臣臨時代理たる松本大臣から「2025年日本国際博覧会を記念する貨幣の発行について」、農林水産大臣から「緑の募金運動に対する協力依頼について」、それぞれ御発言があり、私(官房長官)から「花粉症に関する関係閣僚会議の開催について」申し上げました。

偽情報等に関する体制の整備について

 次に、偽情報等に関する体制の整備について申し上げます。偽情報の拡散は、普遍的価値に対する脅威であるのみならず、安全保障上も悪影響をもたらし得るものであります。昨年12月に策定された国家安全保障戦略において、外国による偽情報等に関する情報の集約・分析、対外発信の強化等のための新たな体制を政府内に整備する旨が記載されました。これを踏まえ、今般、外国による偽情報等の拡散への対処能力を強化するための体制を内閣官房に整備することとしました。
 具体的には、外務省、防衛省等が外国からの偽情報等の収集を強化するとともに、内閣情報調査室の内閣情報集約センターにおいて様々な公開情報の収集・集約・分析を行うこととし、その一環として、内閣情報官の下で、外国からの偽情報等の収集・集約・分析を実施します。また、偽情報等に対する対外発信等を内閣広報官の下で官邸国際広報室が、国家安全保障局、外務省、防衛省を含む関係省庁と連携して実施します。政府として、これらの取組を内閣情報官と内閣広報官に加え、内閣官房副長官補、国家安全保障局次長を含めた体制において、一体的に推進してまいります。私(官房長官)からは以上です。

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