平成29年1月10日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。
 まず、こちらから一点ございまして、1月12日に福岡で、九州の経済界の企業や団体、それからホストタウンの自治体の方々と意見交換を行うことにしております。
 地方活性化ということも、このオリンピック・パラリンピックを通じて成し遂げたい大きな一つのテーマでありまして、前回ホストタウンの皆さま方にこちらの役所まで来ていただきましたけれども、九州の皆さま方は大変熱心にお取り組みでありますので、私の方からおうかがいして、全部で12の地方自治体の皆さまに集まっていただいて、現在の取組をうかがうことにいたしました。また、九州では大変熱心に民間の企業の皆さま方と地元の行政とが協力して観光振興に取り組んでおられて、先進地という認識を私は持っているわけですけれども、その皆さま方からも、是非そうしたオリンピック・パラリンピックを契機として、更にインバウンドや観光の推進を図るというお考えを、是非聞いてまいりたい。また、私からもそれらに加えて共生社会の推進ということも、九州の企業の皆さまは大変熱心に取り組んでおられますのでうかがいたいということで、このたびお邪魔させていただくことにいたしました。
 地方において特に私が気にかけているのは、2020年以降もレガシーとして、地域の活性化の歯車がきちんと回っていくことです。ですので、九州の皆さま方が2020年以降に向けてもどのような気持ちや仕掛けをもって、ホストタウン事業やあるいは共生社会の推進等に熱心に取り組んでおられるのかということについて、ぜひともうかがいたいと思っております。
 こちらからは以上です。

2.質疑応答
(記 者)
 毎度で申し訳ないのですけれども、三者協議が始まる日取りというのが決まったかというのが一点と、その際に、大臣含めたトップが集まる御予定があるかという二点をお願いいたします。
(大 臣)
 協議というと、いつもJOC・JPCの皆さまに入っていただいて、今までやってきました。
(事務方)
 それは調整会議です。
(記 者)
 役割分担の見直し。
(事務方)
 三者協議は東京都、国、組織委員会です。
(大 臣)
 JOC・JPCがお入りになるのは調整会議でしたね。
 三者協議について報道で出ているのは私も承知しているのですが、具体的にまだ何かお話があったわけではありません。おそらくあの報道は、組織委員会の皆さまがやりたいという意思を表明されているということではないかと理解しております。まだ具体的に何の連絡もありませんが、いずれにしても、東京都知事が今年度内に費用分担をめぐってのルールの大枠を固めたいということをお話しされていましたので、なるべく早く結論に至った方が、お互い、特に関係自治体の皆さまにとってもよいと思います。われわれも議論に参加して、協力してまいりたいと思っております。

(以    上)