平成29年4月25日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。こちらからは1点、本日4月25日(火)14時から林千晶さんと意見交換を行います。以前、林さんの会社でのワークショップにお邪魔したことがありますが、林さんはオープンコラボレーションを通じ、ウエブコミュニケーション、空間などをデザインする株式会社ロフトワークの代表取締役を務めていらっしゃいます。一方で、飛騨の森でクマは踊るという会社を立ち上げ、飛騨の木材を活用したものづくり体験イベントや、国内外のクリエーターを集めたワークショップの開催を通じ、地域で眠っている価値をアップデートするという視点で、地域の活性化にも大変熱心に取り組んでおられます。地域も一緒に盛り上がり、国民が一体となれる文化プロジェクトの推進について御意見を伺いたいと思います。以上です。

2.質疑応答
(記 者)
 2020年東京大会のマスコットについて伺います。昨日、選考方法を決める組織委員会の検討会議が開かれ、応募要項を最終確認しています。一般公募では、6面のデザインや複数の表情などマスコットとしてのプロフィールの提出を求めた上で、審査では子供の意見も反映させる予定だということなのですが、大会エンブレムの選考の際には、結果的に選考をやり直すという形になってしまいましたが、来年夏を目標とするマスコットの選考発表に向けて、大臣の期待のほどを教えてください。
(大 臣)
 子供たちが関わるということになるのであれば、大変喜ばしいことだと思っています。子供たちが、自分たちも関わりオリンピックが作られていくという実感を得るというのは、まさに子供たち一人一人の中のレガシーになると思います。そのプロセスも、大人はもちろん、子供たちにとっても納得のいくものになるように期待しております。
(記 者)
 関連で、一部の報道で、組織委員会が最終的な決定方法として、全国全ての小学校の各学級に1票を与える投票を検討しているという報道もありますが、政府として事実関係と、仮に報道の通りだとすれば、こういう全ての小学校の各学級に1票を与えるという投票方法を、大臣としてどのように受け止めているか教えてください。
(大 臣)
 子供たちが関わるということだけは聞いており、それ以外の詳細は伺っておらず、報道で見ている限りです。正式にどのような方法が決まったのか伺いたいと思います。いろいろなやり方があると思いますので、皆さんが一番納得できる方法が選ばれれば良いなと思います。

以上