平成29年11月29日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 今日でパラリンピックの開会式まで1,000日になりました。御承知のとおり、夏のパラリンピックが二度同一都市で開催されるのは東京が初めてですので、かねてよりパラリンピックを是非成功させたい、パラリンピックが成功して初めて、トータルして東京大会が成功するのだと私も常に思っております。パラリンピック成功の為にこれからパラリンピックの認知度を上げねばなりませんし、裾野を広げるという意味でも障害者スポーツの振興に努めていかねばなりません。また、パラリンピックを通じ共生社会を日本に定着させ、それをレガシーの一つとしたいとも思っております。具体的には、ユニバーサルデザイン2020行動計画がありますのでそれに沿い、ハード面、例えば空港、駅、ホテル等のバリアフリー化を進めると同時に、あと3年ですが、学校教育等を中心に心のバリアフリーを進めなければいけないことも大切だと思っております。
本日夕方、パラリンピック1,000日前のカウントダウンイベントがスカイツリーであります。ちょうど参議院の予算委員会をしており、終了時間との関係もありますが、私も時間的に許せば是非出席、参加したいと思います。私からは以上です。

2.質疑応答
(記 者)
 今朝、北朝鮮がミサイルを発射しました。安全保障の懸念がされますが、オリンピックに与える影響と今後の対応をお聞かせください。
(大 臣)
 何と言ってもこれは許し難いことですし、政府として厳重に抗議をしたということも聞いております。私の立場で言えば、これからオリンピック、パラリンピックが開かれるわけですから、安全をしっかり確保しなければなりません。政府の方針に従い、閣僚の一員としてこうしたことの安全確保のために努力したいと思います。

(以    上)