平成30年2月23日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 なし
2.質疑応答
(記 者)
 まず、2020年の大会マスコットについてお伺いします。12月から小学生投票が始まりまして、昨日で締め切られました。全国の2万1,000校のうち、7割を超える1万6,000校以上の小学校が参加をしたという発表がありましたが、大臣、この来週には発表も控えておりますが、受止をお願いいたします。
(大 臣)
 20万クラスで投票が行われるということで、それぞれの子供たちが恐らくクラスで皆で討議をして、そして、ここに投票するというのを決めたのだと思います。その決めた、投票したマスコットが選ばれる、選ばれないかは別として、やはりその過程において、オリンピック、パラリンピックについて、いろいろ学ぶこともあったと思いますし、何と言っても自分たちがこの2020年大会に関わりを持つ、参加をする、そういう意識を持ってもらえることに繋がると思います。オリンピック、パラリンピック成功の鍵は、子供も含め、国民の多くの方々が関わり意識、参加意識を持ってもらうことですので、とても良い一つのきっかけになったと思います。
(記 者)
 7割を超えた、半数以上の全国で学校が参加したという数字について、多い、少ない、どのように感じていらっしゃいますか。
(大 臣)
 多いと言って良いのではないでしょうか。これだけ関心を持っていただけるということは、大変素晴らしいことだと思います。
(記 者)
 平昌五輪は、冬季大会としてメダル数は最多の11になりましたけれども、大臣としての受止をお願いいたします。
(大 臣)
 やはり最近のナショナルトレーニングセンターの整備を始めとする、そうした選手強化の成果というものが、これが着実に実を結びつつあるのではないかと思います。今回の平昌のオリンピックもそうですが、それ以外の様々な国際競技においても、例えば、新体操とか、卓球とか、そういう色々な分野においても、着実に競技力は上がっていると思います。オリンピックというこの大舞台において、そういう成果がしっかりと示されたのは、素晴らしいことだと思いますし、これをまた2020年大会に繋げていかなければならないと、そう思っています。
(記 者)
 東京大会に向けての、大きな弾みになったというふうにも捉えられるでしょうか。
(大 臣)
 そういう選手強化、選手が最高のパフォーマンスを発揮するという意味においても、今回の平昌の大会というのは、日本にとって大きな成果になったと思いますし、また、多くの国民の方々がこのオリンピック、これからまた開かれますパラリンピックに関心を寄せるということが、これがまた2020年大会に対する盛り上がりに繋がるものと思いまして、その両面において大変良い成果を上げつつあると、そういうふうに思っています。

以上