平成30年11月22日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。
 記者会見でございますので、何か御質問がありましたら。
 

2.質疑応答
(記 者)
 2点あります。まず1点目なんですが、東京オリンピックのマラソンについてです。大会組織委員会は昨日、現在午前7時のスタート時間について早める方針を示しました。マラソンの開始時間の設定については、暑さ対策に加え選手の準備であったり輸送の問題などありますが、どのようなスタート時間が望ましいのか、大臣としてのお考えをお願いいたします。
(大 臣)
 競技時間の繰上げにつきましては、一人私が判断するものではなくて、組織委員会とIOCが中心となって安全・健康面や運営面等の様々な観点から検討していただくものだと承知しております。
 いずれにしろ、大会の成功に向けて、政府として引き続き関係機関と連携し、ハード・ソフト両面でしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。
(記 者)
 では、2点目お願いいたします。2点目は、大会ボランティアについてです。これも昨日、組織委員会は、応募者の数が募集人数の8万人を突破したと発表しました。一方で、その内訳については、4割以上が外国人でした。外国人のボランティアであれば交通や宿泊、日本語がどこまで話せるのかなど課題もあるかと思いますが、大臣としての受け止めをお願いいたします。
(大 臣)
 大会ボランティアの応募者につきましては、外国籍の方が44%と伺っておりますが、東京大会では様々な国・地域から選手、関係者、観客の方々をお迎えすることになります。このため、大会を支えるボランティアについては、多様な方々に御参加いただけることは、円滑な大会運営にも資することができることと考えております。
 また、12月21日まで募集が行われますので、引き続き、是非多様な方々に応募いただきたいと思っております。
(記 者)
 サイバーセキュリティ関連で伺います。国会の方でいよいよ審議が本格化すると思います。大臣、以前グループインタビューの中で、来年の通常国会の前までにイギリスと、それからイスラエルを訪問するという意向を示されていたと思いますけれども、例えば年内なのかとか年明けかですとか、そういった視察の大まかなスケジュール感と、あと実際に具体的にイギリス、イスラエルでどういったところを視察されたいというお考えなのかについてお願いいたします。
(大 臣)
 日程については全く決まっておりません。まだ国会の状況もいつまで開催されるか、延長がどの程度あるかないかについてもまだ最終的なことについては承知しておりませんので、まだその日程を組むような段階に至っておりません。
(記 者)
 視察の具体的なところ、あるいはどういったところを。
(大 臣)
 視察の行き場所というものは、やはり御指摘のようにイギリスとか、やはりオリンピックを経験しておりますので、その知見を勉強させていただくということで、フランスといった所は、現にテロが発生している所なので、そういうテロ対策についてもフランスの皆さんに御意見を伺うということは有効ではないかなというふうに思っておりますし、またイスラエルについては、そういうテロ対策というものを、イギリスやフランスと同様にイスラエルもそういうことについて高度な技術を持っているんじゃないかと思います。こんなふうに思って、そういったところも参考にさせていただくことが有効なテロ対策かなと、こんなふうに思っております。
(記 者)
 確認ですけど、先程の外遊については全く決まっていないということでいいんですかね、イギリスに行くとか。
(大 臣)
 決まっていないということで、そう理解していただいて結構です。
(記 者)
 おはようございます。
(大 臣)
 おはようございます。
(記 者)
 大臣の昨日の御予定についてお伺いします。大臣、昨日、千葉県の税理士会の会合に出席されたということですけども、この出席は、まず事実でしょうか。
(大 臣)
 事実です。
(記 者)
 その関連でお伺いしますが、その会合で大臣が御挨拶されて、大臣がその席上で、消費増税反対と軽減税率反対という趣旨の御発言をされたということを複数の出席者の方が証言されているんですが、その趣旨の発言をされたのかどうか、事実関係をお願いします。
(大 臣)
 はい。それは正確じゃないというふうに思っております。私の隣に座っていたのが元税理士会の会長さん経験者でございますので、政府の考え方はよく理解できないわけじゃないんだけども、税理士会としては中小企業を担当している人が多いんだと。中小企業の人にとっては、軽減税率というのは事務量が増えるので大変なんですよねと、そういう内容を伺ったので、そういうことについては大変ですねというようなことを言ったので、反対とかそういったことはないと思います。そして、最後に必ず言っていることは、これは鮮明に覚えているんですけど、「私は内閣の一員であるし、その内閣の業務の執行について全力を尽くす覚悟であります」と、こういうことは必ず言っております。
(記 者)
 大臣、確認ですが、今のお話というのは、隣にその関係者の方がいらっしゃって、そこのお二人の間でお話しになったのか、その趣旨のことを挨拶でお話しになったのか。
(大 臣)
 挨拶で言っております。
(記 者)
 言っていると。改めて確認ですけども、大臣、安倍政権の閣僚のお一人として、消費増税と軽減税率については賛成の立場ということでよろしいでしょうか。
(大 臣)
 政府の政策と全く同じであります。全然違いはありません。
 
 以上