平成30年11月30日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。
 冒頭1件、お知らせをしたいと思います。
 本日午後3時過ぎから、千葉県山武市で行われる「ホストタウン・メダルプロジェクトin山武」に出席をいたします。ホストタウンのうち、希望する自治体の教育機関等に、回収ボックスを設置する取組を環境省と連携して実施しているところでございます。先月、組織委員会から、金属の回収状況が公表されたところでありますが、引き続き必要量の確保に向けて協力してまいりたいと思っております。私自身も呼び掛けをしてるところでございます。
 詳しくは事務方に尋ねていただければいいと思います。私からは以上でございます。どうぞ。

2.質疑応答
(記 者)
 1点質問いたします。今日と明日のIOC理事会では、東京大会でボクシングが存続できるかどうか議論される予定です。大臣は、この問題をどのように受け止められているでしょうか。また、今後どのようなことを期待されるか、お考えをお願いいたします。
(大 臣)
国際ボクシング協会の組織ガバナンスに問題があるとしてIOCがボクシングについて、東京大会の実施競技や、IOC承認団体からの除外を含めて審議されているとの報道については承知してるところであります。
 ただ、本件については、IOC理事会で議論がなされるものですので、まずは理事会での審議を見守っていきたいと、そう考えております。
(記 者)
 ありがとうございます。
(記 者)
 話題変わりますが、秋篠宮様が本日53歳の誕生日を迎えられました。それに先立つ記者会見で、新天皇の即位を、即位に伴う大嘗祭に関し、国費の支出を疑問視する発言をなさいました。関連して、この件について宮内庁長官らが話を聞く耳を持たなかったという御批判もなされました。大臣は、こうした秋篠宮様の発言に対し、どのような見解をお持ちでしょうか。
(大 臣)
 これについては、私の所管外のことでございますので、ちょっとコメントは差し控えさせていただきたいなと思っております。
 また、政府としての立場は、一括して官房長官にお尋ねいただきたいなと思っております。
(記 者)
 関連して、同じお答えになってしまうかもしれないんですけれども、憲法は天皇の政治関与を禁じていますけれども、今の皇太子様が即位した後、皇位継承順位が第1位となる皇嗣になられる秋篠宮様の今回の発言というのは、憲法に抵触しているのではないかという指摘もございます。この点に関しては、大臣のお考えはいかがでしょうか。
(大 臣)
 先程のお答えと同じようで申し訳ありませんけども、所管外のことであって、私の方からコメントするのはちょっと避けたいと思っております。やはりこれは、政府としての立場は官房長官にお尋ねいただければ有り難いと思います。
(記 者)
 政府としての立場ということではなくて、大臣御自身のお立場という意味では。
(大 臣)
 いや、これは大事な問題なので、私の個人的見解は差し控えさせていただきたいと思います。
(記 者)
 昨日、国際オリンピック委員会のバッハ会長が、韓国と北朝鮮の南北関係の融和に向けて、来年早々から両国の関係者と話し合う機会を持つことを表明されました。大臣として期待する点などをお願いできますでしょうか。
(大 臣)
 2020年東京大会への北朝鮮の参加については、この前もお答えしたとおりで申し訳ございませんが、まずはIOCと東京大会組織委員会との間で調整が進められるものと理解しておりますので、政府としては、その動向を注視していきたいと、こういう立場でございます。
(記 者)
 今週の火曜日の参議院の文科委員会の中で、蓮舫議員への質疑の中で、オリパラ関連予算について、25年からカウントするか、28年からカウントするかというやり取りの中で、25年からカウント、25年から計算し直すというお話で、大臣が、年明けを目指して、次の公表のときまでに示したいという答弁があったんですけども、これについて改めて、何を、何について計算し直して、それをいつまでに公表されるのかというのを改めてお伺いしたいんですけれども。
(大 臣)
 オリパラ関係予算については、会計検査院の報告書と同様に、平成25年度以降を対象として、年明けを目途に公表を検討してまいりたいということです。
(記 者)
 それは、先日精査をし直して発表していただいたものについても含めて全部という。何について。
(大 臣)
 平成25年度以降の予算を対象としているということでございます。それを、年明けを目途に公表を検討してまいりますということです。
 
 以上