平成31年3月29日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。
 冒頭2件、私の方からお知らせがあります。
 まず、1件目でありますが、本日の閣僚懇談会で、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」省庁リレーの終了について、各府省庁の協力への御礼を兼ねた御報告を申し上げさせていただきました。省庁リレーでは、昨年6月19日から本年3月15日までの9か月間にわたり、計12庁舎で使用済み小型家電の回収を実施しました。環境省からの最終報告によると、トータルで1,977キログラムの使用済み小型家電を回収したところであります。政府と致しましても、メダルプロジェクトに少しでも貢献できたことをうれしく思っております。続いて、2件目ですが、この度文化プログラムとして推進しているbeyond2020プログラムの認証件数が1万件を超えました。本日は、この認証件数1万件突破を記念して、beyondマークとコラボレーションした御当地キャラクターが駆けつけてくれております。会見後に登場してくれますので、是非このまま取材をいただきますよう、お願い申し上げます。ぜひ、取材いただきますよう、重ねがさね、お願い申し上げます。私からは以上でございます。
 

2.質疑応答
(記 者)
 先日のIOC理事会で、JOCの竹田会長の委員辞任が承認されました。改めて受け止めをお願いします。
(大 臣)
 27日に開催された国際オリンピック委員会の理事会において、竹田会長のIOC委員の辞任が承認されたと承知をしております。御本人の判断を尊重すべきものと考えますが、いずれに致しましても、来年に迫った東京大会の成功のためには、東京都、組織委員会がIOCとも十分に連携をとりながら進めていく必要があることから、組織委員会を中心に、IOCとのコミュニケーションを引き続き密にしていただきたいと考えております。また、政府としてもそうした取組をしっかりと支援していきたいと思っております。以上でございます。
(記 者)
 IOCの理事会に関連してなんですけれども、南北合同チームに関しても承認されましたけれども、これに関しまして、大臣、以前にも決定を尊重した上で、個別に判断をしていくというような趣旨で発言されておりましたけれども、改めて東京大会に対する北朝鮮を含めた参加の仕方についての見解をお願いいたします。
(大 臣)
 詳細については把握しておりませんが、28日に開催されたIOC理事会において、開会式での合同入場行進や、複数の競技での南北合同チームでの参加を目指すことなどが確認されたとの報道は承知しております。東京大会の選手の参加については、IOCが決定するものであり、その上で、IOCと各国際競技団体の合意に基づく、出場資格を得ることが必要になっていると承知しております。政府として引き続き、組織委員会と連携しつつ、その動向を注視していきたいと思っております。
 
 以上