令和元年5月17日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。今日は冒頭、私の方から発言することはありませんので、何か御質問ありましたらどうぞ。

2.質疑応答
(記 者)
 オリンピックの施設の会場の建設の労働環境についてお尋ねいたします。国際建設林業労組連盟が、会場の建設の労働環境に際して、最大28日の連続勤務があったりとか、あるいは建設の現場で危険な状況があるということで、発注者であるJSCあるいは東京都に対して改善を要求しております。厚生労働省の方で安全対策の協議会を設けて政府として対応を進めていることは承知しておりますし、また一義的には発注者であるJSC、それから東京都等々が対応することだとは思いますけれども、こういった建設現場における安全対策、あるいは労働環境の改善について、大臣として求めることがありましたらお聞かせください。
(大 臣)
 今、お話ございました国際建設林業労働組合連盟からのレポートが、組織委員会、東京都などに送られたということ、これは承知を致しているところでございます。新国立競技場につきましては、発注者のJSCにおいて、今後そのレポートの内容を精査して、その上で適切に対応することとなると思っております。私も建設現場の実態というのは分からないんですが、一般論になるわけでありますけれども、労働者の労働環境の確保、これは重要な問題でありますので、具体的には受注をした建設会社がきちんと法令に従って守らなければいけないので、これはきちんとやっていただかなければ困るわけであります。私としても、JSCを始めといたしました関係者に対して、適切な対応を求めてまいりたいと、そう思っています。
(記 者)
 オリンピックのチケットについてお伺いしまして、一般チケットの抽選申込みは続いておりますが、ホストタウン向けのチケットについて、その後進捗などありましたらお願いいたします。
(大 臣)
 ホストタウン向けのチケットにつきましても、今、組織委員会と協力して検討を進めております。今週の火曜日、5月14日でございますが、ホストタウンがあります各都道府県の担当者の方にお集まりを頂きまして、説明会を実施致しました。そして、その場におきまして、現時点での検討内容について、情報提供をさせていただいたところであります。まだ調整中の部分がありますけれども、ホストタウン自治体がオリンピックとパラリンピックのそれぞれについて、30枚ずつまで申込みができるよう、合わせますと60枚ということでありますが、そういうことを今検討しているところでございます。ホストタウン、今、各地で一生懸命活動の盛り上がりを見せていただいておりますが、このチケットを活用して、自分たちがホストをしている国の選手の応援のために会場に足を運んでいただいて、大いに盛り上げていただければと期待をしているところであります。まだ検討過程のところもございますので、詳細につきましては、事務方にお聞きを頂きたいと思います。
(記 者)
 関連して、もしお伺いできればですが、ホストタウンチケットの席種や価格等については、どういう状況、検討状況なのかお伺いできますか。
(大 臣)
 それは事務方の方に、すみませんが、お聞きいただければと思います。
 
 以上