令和2年4月28日


閣議後定例記者会見


質疑応答
(記者)
 先日インターハイの中止が決まりましたけれども、元アスリートとしての所感をいただければと思います。
(大臣)
 26日に主催者であります高体連が中止を決定したということを承知しています。高体連としては、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて、選手の安全そして安心を第一に考慮して大会の中止の結論に至ったと伺っております。この中で、やはり部活動に熱心に取り組んできた生徒の皆さんにとっては、インターハイは大変大きな目標でありますので、春の全国大会に続いて夏のインターハイも中止となったことが非常に残念であり、特に3年生の皆さんは大変落胆されておられると思います。  現在、東京大会を目指す多くのトップアスリートが、そうした状況の中で前を向こうとSNSを通じてメッセージを発信しておりまして、こういったメッセージが高校生のアスリートにも届くことを私としても願っております。  また、今後安全に部活動が実施できる状況となった場合には、3年生の部活動成果の発表の場や大会の設定などについて、各都道府県の関係者に対して検討を要請されていると伺っておりますので、そうした機会が実現できるように努力をしていただければと思っております。  高校生のときというのは年々実力が非常に伸びていくときでもありますので、特に高校3年生にとっては高校生最後の思い出ということと、そして培ってきたいろいろな努力の成果というものを結果として表していきたいと誰もが思っていると思います。そういった思い出と記録に残る1ページを何とかつくり上げていただけるように、関係者の皆さんに努力をしていただければと私は願っております。
(記者)
 組織委員会の森会長が、五輪の延期に伴う追加経費の負担を都だけではなく国にも求めたいというご発言をされているんですけども、それが実際行われているという……ご発言に対する受けとめをお願いします。
(大臣)
 そういった話は実際には私はまだお聞きしていないです。組織委員会、IOC、そして東京都とそれぞれの立場の中で、今後追加経費も含めて精査をしていく、今、段階でありますので、結果的にどれぐらいの経費が追加経費としてなるかということもまだ決まっていくような状況ではないと思っておりますので。その中で森会長としては、その状況によって、国としても何らかの形で支援をしてほしいというようなお考えがあるのかもしれないということは、報道を通じて私自身が感じるところでありますけれども、具体的にはどのようなものというのはまだお話はございません。
(記者)
 もう一つよろしいですか。延期されたオリパラの合同での開閉会式という案が演出家のところで検討しているらしいのですけれども、承知されているかということと、そういったことの受けとめをお願いします。
(大臣)
 オリンピックとパラリンピックの開閉会式を合同でというようなお話は、私は報道で知った限りなんですけれども、演出については野村萬斎さんを中心として、組織委員会の東京2020総合チームにおいて検討されていると承知をしております。今後、1年延期になった状況の変化を受けて、組織委員会において開閉会式の演出についても見直しを含めて議論をされていくと思っております。  今後は、やはり経費の問題ですとか、いろいろなことを、それぞれの意見を出し合っていく中で、開閉会式が一緒というようなことも出たのかなというふうに私は受けとめているんですけれども、現実として可能かどうかということも含めて、今後組織委員会のほうで検討されていくことに対して注視していきたいというふうに思います。
(記者)
 ナインティナインの岡村隆史さんが、ラジオ番組で、コロナウイルスで経済的に厳しくなった女性が風俗業界に流れることを歓迎するような発言をしまして、ニッポン放送は女性の尊厳と職業への配慮を欠いたと謝罪を発表しましたけれども、大臣はこの発言や一連の福祉業界からの批判なんかも上がっていますけれども、どのように考えていらっしゃいますでしょうか。
(大臣)
 その件についても報道で私は知りました。もう既に多くの方が批判をされているようでありますし、また芸能人の方の発言の一つ一つにコメントは差し控えたいというふうに思いますけれども、政府としては、女性が貧困によって望まぬ仕事に従事されることのないように、関係省庁と連携をして女性の貧困対策にもしっかり取り組んでいっているところでありますので、そういった発言についてはやはりさまざまな思いがあると思います。そのような発言がなされないような日ごろからの取り組みというものもしっかりとやっていかなければいけないなということは改めて感じたところです。
                            
 以上