令和2年5月8日


閣議後定例記者会見


質疑応答
(記者)
 緊急事態宣言が延長になりまして、NTCなどのパフォーマンススポーツセンターの利用停止も継続という形になりましたけれども、大臣は先週の会見でもアスリートの練習環境の確保に何らか対応が必要なのではないかというようなことをおっしゃっておられましたけれども、改めまして、こういうことになったことを受けて、政府としてどういうことができるかというところで何かアイデア等がございましたらお願いします。
(大臣)
 先週の5月1日にJSC、日本スポーツ振興センターからJOCに対して、屋外の施設に関してしっかりと対策を打つ中で段階的再開プログラムを実施していく考えもあるということを打ち出されました。このほか、各NFから要望があれば屋内外に問わず対応を考えるというようなことも通達の中にはありましたので、それはやはり各NFが見て今後要望なりをしていくんだろうと私は思っています。  萩生田文部科学大臣も大変な御理解をいただいて、今までも遠隔等にできるサポートを行っていただいたりですとか、あるいは屋外施設を活用したアスリートの身体的なチェックや、トレーニングへの移行の前の準備的な体力づくりに資する段階的再開プログラムについて、来週をめどに提供できるように準備をしているとおっしゃっていただいたということも聞いております。しっかりと今後JOC、JPCを通じてJSCと協議するように、JSCから周知をしたということを承知しておりますので、やはりしっかりと対応していっていただけるんだと思います。  加えてなんですけれども、前回もお話させていただいたとおり、トレーニングというのはテレワークができないですし、やはり強化対策として国が予算を付けて、そして選手の徹底的な管理、そしてこれは食も科学的な部分を含めてですけど、さらに強化としての強化費を付けさせていただいております。そういったものを全くトレーニングの環境をなくしてしまうとゼロになってしまうんですよね。これは非常に大きなマイナスになりますので、やはり国としては選手のパフォーマンス、そしてモチベーション、これをしっかりと継続をしていただくためにしっかりとした場を提供していくというのは当然のことだと思っております。ゴールデンウイーク前に、各NFから要望があれば、これは最終的には東京都等もしっかりとした判断をしていただかなければいけないことではありますけれども、完全な予防対策というものが講じられて、しっかりと各NFがガイドラインを出して、そこの中で使用をさせていただきたいということに対しては、私は現場にいた人間ですから、アスリートの立場も、あるいは各競技団体の方たちの悩みも理解しているほうだと思っておりますので、スピーディーに対応をしていただけるものと期待をしているところです。引き続いて総合対応推進チームをしっかりと活用して、選手たちの声を聞いていかなければいけないと思っております。
(記者)
 今の質問に関連して、そういった解禁の動きというのは、東京都内の感染状況であるとか、緊急事態宣言が継続されている中で解禁ということを考えていくとおっしゃっているという理解でよろしいでしょうか。
(大臣)
 相当な感染予防対策をしない限り、これは使えないというふうに思います。ただ国立のスポーツ科学センターでありますし、そして国立のトレーニングセンターですから、それだけ徹底した管理を逆にいえばすることができる施設だというのも、選手たちからの声なんですよね。ですから、そういったことがしっかりと講じられることによって、これは選手たちからの要望の中での声ですけれども、あれほど安全な場所はないと逆に思っておられる競技団体が多いということかなと私は思います。  やはりしっかりとそういった対策を打っていくことによって、全く外部の方が入る場所ではありませんので、体温チェックですとかそういった予防対策は当然ですけれども、トレーニングの方法、そしてもう一つはやはりナショナルトレーニングセンターでしかできない種目、競技があるんですよね。そういうところには、やはり国立だからこそ配慮をしていく義務があるのではないかなと私は考えます。
(記者)
 確認なんですけれども、トレーニングセンターは今は閉鎖というか、使えない状況だけれども、しっかりとした対応などをすれば解禁していくべきだというお考えととっていいですか。
(大臣)
 日本スポーツ振興センターからJOCにゴールデンウイーク前に通達がありました。それは屋外をまずは検討していくということでありましたけれども、場合によっては屋内のほうも、競技団体が要望してくることであれば話を聞くということがしっかりと明記されておりましたので、やはり現場の声をしっかりと聞くことができていらっしゃるなというふうに私は非常にありがたく思いました。そういったことが書かれたということは、当然、各NFは、屋内を使う競技団体は使用させていただきたいと思っているところが多いということなものですから、要望をしっかりと聞いていただいて、そこで対策方法が万全であると、そして東京都も納得をしたということになれば、それは選手たちが非常にモチベーションを高く持ってトレーニングに打ち込む環境づくりに入っていけるのではないかなと私は思っているということです。
(記者)
 今の点で確認ですけれども、相当な感染症対策ができた上であれば、緊急事態宣言の期間中であってもトレーニングセンターを開放すべきというところでよろしいでしょうか。
(大臣)
 実際に屋外のほうは来週からそういうふうに対応するために検討を進めているということをおっしゃっていただいております。それに引き続いて各NFの要望をヒアリングされるということを聞いておりますが、しっかりと対応していただけるものと思います。
(記者)
 関連して、例えば今後、屋内のトレーニング施設を持つ競技団体から幾つか要望が上がってきた場合に、この競技はいいとか、この競技はちょっと難しいんじゃないかとか、その個別の判断をするのは、これはスポーツ庁、JSCというところでよろしいでしょうか。
(大臣)
 そうです。あとは、国立の機能を一部持っていただいている競技別拠点が全国にそれぞれあります。そういったところは、緊急事態宣言がなされている現在もしっかりとした対応をしていく中でそれぞれの自治体の判断によって使用ができていますから、やはりそこのところの状況も踏まえながら判断していただくことが必要ではないかなと思います。
                
 以上