令和2年9月4日


閣議後定例記者会見


 

質疑応答

(記者)
新型コロナに関する政府の会議が本日から始まります。
改めてこの会議にかける意気込みと、今後のスケジュールなどをお願いいたします。
(大臣)
本日から開催されます、国と東京都と大会組織委員会による会議ですけれども、アスリートや観客にとって安心で安全な大会の実現に向けては、まずはやはり何よりも主役であるアスリートの声をしっかりと聞かなければならないと考えております。
こうした会議を通じて、確実に大会を開催するために最善で実効性のある方策を検討することが重要であると思っております。
 このため、競技団体の皆さんに対して調整会議の状況を直接お伝えするとともに、アスリートの声を受け止めながら、今後の検討に反映していくために、政府と競技団体との間の連絡会議を来週の11日金曜日に開催いたしまして、私自身も出席して直接アスリートからの声を聞いて、そして競技団体の声も聞いて、今後の検討する内容に反映させていきたいと思っております。
東京都や組織委員会、そして政府と、しっかりと議論を進めてまいりたいと思っております。
(記者)
関連してなんですけれども、各国から来る選手の入国時に14日間隔離するかどうかの対応が1つ争点かと思うのですが、政府としてどうあるべきか、政府の立場としてという部分と、元アスリートとして、選手の側からはどういう対応が望ましいか、それぞれの立場からのお考えをお願いします。
(大臣)
政府としては、やはり主役であるアスリートの声をしっかりと聞いていく中で、問題点があるとすれば検討していかなければいけないということで、本日から検討会議、調整会議というものに入っていくわけですけれども。
元アスリートという観点から申し上げますと、やはりシーズンを通して計画性を持ってしっかりとシーズン・インをしていかなければいけないし、また、オフの強化というものを考えても、非常にしっかりとしたスケジュール感をもってやっていかないといけないものですから。
アスリートはテレワークができませんので、やはりしっかりと環境整備をした上でコンディショニング、パフォーマンスが落ちないようにしていくということは何よりもアスリートにとって重要な問題であると思います。
そういったことも踏まえて、安心と安全、そして絶対にコロナ対策というものはやっていかなければいけないことでありますので、状況を見ながら、納得のいく形で進めていくための会議にしたいなと考えています。
 
                
 以上