令和2年10月16日


閣議後定例記者会見


 

質疑応答

(記者)
 日本水泳連盟が瀬戸大也選手の年内の活動停止などの処分を科しました。
 五輪出場権は取り消していませんが、強化のプラン等が大きく狂うことになります。
 これについて、今回の処分と日本のメダル戦略への影響について、大臣の所感を伺います。
 また、選手の私生活での身の律し方について、御自身も五輪選手だったという観点から見解をお伺いします。
(大臣)
 瀬戸大也選手の年内の活動停止という処分については、日本水泳連盟において適切に判断をされたものと承知をしております。
 日本代表選手は国民の大きな期待を背負う立場であります。
 また社会の見本となるような行動が期待されているということもあり、瀬戸選手のコメントも見させていただきましたけれども、反省をしているということで、これからスケジュール感も御本人と、またコーチの中で計画をされていくと思いますので、復帰を目指してしっかりと期待に応えられるように頑張っていただきたいと思います。
 また、JOCとしては、山下会長の下で行動規範の遵守ということについては非常に厳格に指導されておりまして、「人間力なくして競技力向上なし」、このテーマは今も変わっておりませんので、しっかりとした人間形成、そして競技力向上、両方に模範となるような指導をお願いをしたいと思っております。
(記者)
 2点ありまして、1点は、昨日、政府の新型コロナ分科会で、横浜スタジアムを満員にする実験について了承されたという話がありました。
 五輪会場の一つでもありまして、東京五輪に向けた意義づけなどについてお考えをお聞かせください。
(大臣)
 このような取組というのは大変意義のあることだと思っております。
 感染防止策を徹底しながら、多くの観客の皆さんに御理解をいただき、楽しんでいただけるような、そういった方策というものもしっかりとやっていかなければいけないと思っておりますので、是非こういったことの取組を生かせる検証結果が得られることを期待しながら、政府としてどのようにしっかりと取組をしていくことができるかということにおいて、参考にさせていただきたいと思います。
(記者)
 もう1点なんですけど、今週末、靖国神社で秋季例大祭が開催されますが、参拝されたり真榊を納めたりするお考えはありますでしょうか。
 もし理由があれば、それも併せてお聞かせください。
(大臣)
 参拝する予定はございません。
 
                
 以上