令和3年4月13日


閣議後定例記者会見


冒頭発言

 お待たせしてすみません。ありがとうございます。おはようございます。
 こちらからお知らせ1件ございます。
 このたび、「DV相談+(プラス)事業における相談支援の分析に係る調査研究事業」の報告書が取りまとまりましたので、お知らせをさせていただきます。
 DV相談+(プラス)というのは、新型コロナウイルスの感染症の拡大に伴って懸念をされていた、DVの増加や深刻化に対応するために、昨年の4月に国として新たな相談窓口を設けたものです。
 被害者の多様なニーズに応えられるようにということで、24時間の電話の相談、それからSNS・メール等での相談を行っております。
 その相談事例などについて、今回調査分析を行いました。
 まず電話相談を24時間対応としたことによって、これまで想像しなかった時間帯、例えば朝の8時ですね。
 おそらくパートナーの方なり、ご家族が出勤なり学校に行かれた後にお電話されているのかなというようなものの気付きもあれば、土日にかけてこられる方も数が多いということで、我々の相談体制をこの先どうやって構築していくかということに、非常に大きな示唆があったと思います。
 一方で、民間でもかなりSNSの相談ということを努力していただいておりますけれども、やはり若い世代の皆さまはSNSを通じての相談が多くて、若い世代の方ほど緊急性の高いご相談が多いものですから、こうした世代に向けた相談というのは、やはりSNSを通じる相談ということを充実していかなければいけないということも認識をいたしました。
 昨日も詳しくご説明させていただいているかと思うのですけれども、今後の相談体制の充実に向けて、しっかりこうした調査研究を活かしていきたいと思っております。
 以上です。

質疑応答

(記者)
 まず、大阪に続いて愛媛県でも松山市の公道での聖火リレーの中止を検討とのお話がありますけれども、こういった対応が続いていることに対する大臣の所感をお願いします。
(大臣)
 まん延防止措置が出されている地域だけではなく、自主的に地域独自の外出自粛要請など出されている所においては、組織委員会の方でもリレーの実施形態を変えていただくということをおっしゃっていただいておりますので、地域でご判断いただくというのは重要なことだと思っております。
 また、今回走れないけれども何かできないかということで、いろいろ議論いただいているようでありますので、こうしたことも大切に考えていただけるというのはありがたいことです。
 是非1年待っていただいた様々な方の思いというのが、何らかの形で聖火につながっていく、その人の人生の経験につながっていくようなことができればという思いであります。
(記者)
 今月に予定されている五者協議について、現在の進捗状況があれば教えて下さい。
 また、事前に三者協議などを行う予定があるのか、大臣のご所感をお願いします。
(大臣)
 今のところ、全く日程も決まっておりませんで、前回、前々回と橋本会長からお声がけいただきましたので、おそらく今回も形の上では橋本会長からお声がけをいただいて、日程を調整するということになるんだと思います。
 事務的な詰めというのは日々行っておりますけれども、今のところは三者で集まって決めなければいけないということまでは、まだ煮詰まってきてはいないというか。
 たぶん事務的な調整でうまくいくんじゃないかと思っております。
 
                
 以上