令和3年11月2日


閣議後定例記者会見


冒頭発言

 冒頭に1件お知らせがございます。ワクチンの総接種回数はお配りしている資料のとおり、昨日11月1日に公表した実績では、約1億8,900万回を超えているところであります。
 1回目接種を終えた方、全人口の77.5%。2回接種を終えた方は全人口の72%となっており、およそ7割の方が2回接種を終えたこととなります。
 また、10代、20代でも、1回目接種を終えた方の割合が7割を超えました。2回接種を終えた方の割合では、G7のうち、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、それを上回る水準となりました。
 改めて自治体の皆さま、そして医療機関の関係者の方々など、皆さま方のご尽力に心から感謝を申し上げます。
 また、先日10月28日のことでございますが、厚生労働省の審議会が開催され、追加接種の対象者については、2回接種完了者全ての方に対して接種の機会を提供することが現実的であり、その上で国内外で得られるワクチンの効果等を踏まえ、特に接種することが望ましい方について検討を進め、国民へ報告等を行う。
 そしてまた、使用するワクチンについては、1回目、2回目に用いたワクチンの種類に関わらず、MRNA、日本におきましてはファイザーまたはモデルナ、そうしたワクチンを用いることは考えられますが、引き続き科学的知見を収集し、検討を行うこととのご意見がありましたことは承知しております。
 また、各自治体におかれましては、先般10月20日でございますが、厚生労働省より事務連絡でお示ししたとおり、現時点において12月1日から追加接種を見込んでいることから、今月中旬には12月に追加接種の対象となる方に対して、接種券等を発送することができるよう、引き続き印刷、封入、封かんの作業を進めていただきたいというふうに思っております。
 また、ワクチンの予約、1回目、2回目の件でございますが、前回も申し上げましたとおり、接種状況に合わせて、接種体制の縮小を開始なさっているようなところもございますので、接種を希望される方でご予約がまだの方には、引き続き接種のご検討をお願いしていきたいというふうに思っております。
 私からは以上です。
 
 以上