令和4年1月11日


閣議後定例記者会見


冒頭発言

 冒頭4件お知らせがございます。
 まずワクチンの総接種回数です。1月7日の公表値で、初回接種と追加接種を合わせた総接種回数は2億回を超えてまいりました。全人口に対する1回目の接種率は79.8%。そして2回目の接種率は78.4%となっております。
 一方、追加接種は2億回の中に入っておりますが、2億回の中の75万2,799回は追加接種となっております。追加接種の接種率は0.6%となっているところです。
 次は追加接種についての細かいお話を申し上げたいというふうに思っております。オミクロン株の感染拡大が急激に進んでいる、そういった状況を受けまして、追加接種を着実にお一人でも多くの方に1秒でも早く進めていき、接種対象の方にはきちっと追加接種を進めていただきたい、そのように思っているところであります。
 今朝、総理が会見でお話をされたように、接種のペースアップを図ってまいります。医療従事者、そして高齢者の方などに接種をするためのワクチンは、確実にお配りいたします。是非自治体の皆さま方には順次接種を進めていただきたいというふうに思っております。
 また、先週の会見でも申し上げましたように、3月までの配送計画は既に地方自治体の皆さま方にお示ししております。その供給量は、全体で4,800万回となっているところです。加えて自治体には、1回目、2回目の接種用にお配りしたワクチンで、未接種のものが日本全国全体で900万回ございます。そのものを全て合わせると5,700万回となっております。
 追加で確保をさらにさせていただいたモデルナの1,800万人分のワクチンを活用した一般の前倒しについても、関係省庁とよく相談させていただいて、早期に方針を示してまいりたい、このように思っております。
 今後とも、自治体の皆さま方と緊密に連携して、接種が円滑に進むように取り組んでまいりたいと思っております。
 また、次にお知らせすることにつきましては、職域接種についてであります。1月7日時点で、2,000を超える会場からお申し込みをいただいております。申請をいただいた方は、会場ごとに接種計画を入力いただくようによろしくお願いいたします。初回接種を自治体、企業、大学の皆さま方には引き続き職域接種の実施についても前向きにご検討いただくようにお願いいたします。
 そして最後に、ワクチンチーム会合についてでございます。明日1月12日、国立大学協会との意見交換を行います。今回の意見交換では、主に大学での接種における初回接種でのご経験や、今後実施予定の追加接種に係るご意見などを伺う予定となっております。
 私からは以上です。

質疑応答

(記者)
 冒頭発言とちょっと重複する部分もあるんですけれども、9日からまん延防止等重点措置が沖縄・広島・山口の3県に適用されました。全国的にも感染拡大が広がっていく中でワクチン接種をどう進めていきたいか、改めてご見解をお願いします。
(大臣)
 ありがとうございます。今ご指摘のように、オミクロン株の感染拡大が急激に進んでおりまして、新型コロナの重症化や発症を予防するためにも、ワクチン接種を着実に進めてまいりたいというふうに思っています。
 このため、追加接種については昨年12月に追加接種の前倒しの方針をお示ししているところでございますが、各自治体の皆さま方におかれては、優先順位を持ってお願いさせていただいている医療従事者の方々、そしてまた、ご高齢者の方々の接種の前倒しをしっかりとよろしくお願いしたいというふうに思っております。
 そしてまた、初回接種についても、比較的若い世代を中心に、先ほど総理も12歳以上で1、2回を打ってない方にしっかりと打ってくださいというようなご趣旨の話をなされていたと思うんですけれども、そういった方々、まだ1回も打ってらっしゃらない方、そういった方々にも引き続き初回接種の機会を確保してまいりますので、是非打っていただきたい、そのように思っております。
 それから政府としては、初回接種、追加接種両方ともに希望される方に、ワクチン接種を受けられるように、引き続き全力で取り組んでまいりたいと思っております。
(記者)
 3回目接種に関して伺いたいんですけれども、前倒しの接種をさらにペースアップを図るというふうにおっしゃっていると思うんですけれども、そもそも今現在3回目接種というのがあまり進んでいないというような指摘が出ていると思うんですが、その原因を政府としてはどのように考えていて、今後前倒しのペースアップを図るために何を解決すればペースアップができるというふうにお考えなのか。
(大臣)
 前倒しがまだまだ十分に進んでいないのではないかといったご指摘なんですけれども、この表をご覧いただくと、前倒しを去年発表させていただいたのが12月17日のことでございました。その前の計画においては、前倒しなく、8カ月だった場合は12月に約104万人という方が対象でございました。そういった中で、12月17日前倒しで、そして今に至るわけですが、前倒しが発表されてから現在まで、最初の立ち上がりにどうしても時間がかかっているといった部分があると思います。
 1、2回目の接種においても、その当初はかなり医療従事者の方から徐々に進めていった状況でありますので、これからいよいよ1月入りまして、そしてまた2月になってくると、この接種の勢いが本格的になってまいります。おそらく1、2回のときの記憶がおありの方には、1、2回の最高のピークのときの接種の勢いを聞くと、皆さま方ぱっと頭に思い浮かべられると思うんですけれども、これからまさにそのピークに向かって今準備を進めて連携しているといったところでございます。
(記者)
 関連ですみません、もう1問だけ。前倒しの接種に関して、自治体ごとに準備状況や進捗状況が今バラバラになっている状況だと思うんですけれども、遅れている自治体に対して、何らか政府として対応するというお考えはありますか。
(大臣)
 ご指摘のように、自治体によってかなりスピードの色合いが違ってきているというのはあると思っております。政府としても、関係する省庁、総務省が主になるかと思いますが、そういった省庁にも各自治体の事情をよく伺って、また、そういった働きかけを逆にお願いしながら、よく連携して日本全国皆さま方の希望する方がしっかりと、まず対象者優先の方からでございますが、優先の方も中心にでございますが、あと8カ月たった方、どんどん来ていただけるように、いろいろ努力をしてまいりたいと思っております。
(記者)
 総理の今朝のぶら下がりに関連して2件質問させていただきます。
 大規模接種会場の再開について、今朝、総理言及されましたけれども、その開設の時期とか場所について、現在想定しているものがあれば教えてください。
 また、12歳未満の子供へのワクチンについても開始するというような発言ありましたけれども、この接種の開始めどがもし現在あればそれについても教えてください。
(大臣)
 まず大規模接種会場の、今朝総理が記者会見でおっしゃられた件につきましては、今まさにこれからいろいろと詳細が詰められてくることと承知しております。きちっとそういうことを踏まえまして、そういう会場にもワクチンをお届けできるように、やってまいりたいというふうに思っております。
 また12歳以下の小児接種のことでありますが、5歳から11歳の方々への小児接種についてのご質問だと思っております。去年の間に、もしも5歳から12歳小児接種が始まるときには、接種体制をきちっと構築してくださいということは、地方自治体の皆さま方に既にお願いをしてございます。
 これから厚生労働省の審議会で、小児接種についてもっと詰めの検討をしていただいて、そしてそれがゴーとなったときには、3月以降になってまいると思いますが、きちっと小児接種が行えるように、そういったことになると思います。
(記者)
 職域接種などについてなんですけれども、職域など前倒してというようなお話あったかと思うんですが、社会機能の維持のために働く世代の接種というのも必要になってくると思うんですが、例えば前倒すというのはどのくらいのペースで、例えば1カ月とかという目途がたっているのかどうかを伺えますか。
(大臣)
 職域接種についてのご下問があったと思っております。職域接種については、しっかりとワクチンの供給、そしてまた職域接種をしてくださる方々、そういった方々の状況をよく把握しながら、やってまいりたいと思っております。
 追加の確保、このたびモデルナをいたしました。その追加1,800万人分、今までお示ししていたのをさらに今度確保できるといった見通しがたっておりますので、そういったものも活用して、一般の前倒し、また職域接種、そういったものについても、しっかりとお示ししてまいりたいというふうに思っております。
 そしてまた、先ほど申し上げたように、今まさに申し込みをいただいているところでございますので、1月7日から申請いただいた方は会場ごとに接種計画をしっかりと入力していただいたり、こうやって作業に今入っているところでございますので、もう少ししたらまたしっかりとした見通しで見えてくると思っております。
(記者)
 今のに関連して、総理が言ったモデルナの1,800万回分の一般の前倒しに関して、一般の方も1月から人によっては接種始まっている方もいらっしゃっているんですけれども、3月以降というのは、人数として多い4月とかに想定されている人を、3月に前倒しするというイメージで3月以降に前倒しするというふうに言っているのかどうかというのを教えてもらいたい。
 もう一つは、重症化しにくいという中で一般の若者の方に対して、急いで前倒しする必要はないんじゃないかという意見もあるんですけれども、その中で前倒しをするというのは、やはり感染リスクを考えて前倒ししたほうがいいかという、そういう考えからなのかというのをお伺いしたいんですが。
(大臣)
 そうですね、一つ目のご質問は4月以降の件に関して。
(記者)
 3月以降前倒しするというのは、既に始まっている人がいると思うんですけれども、どこの人を対象というか、山として捉えて、その人を3月にするというイメージなのかという。
(大臣)
 今のところ、前倒し接種のどういう方を優先にするのかとか、何カ月、例えば前倒ししていくかといったそういった政策的なご判断については、厚生労働省の審議会で、ワクチンのいわゆる効果がどのぐらいもっているかとか、そういったものをご相談していただいた上で、大きな方針決定は厚生労働省の方でさせていただいている部分がございます。
 前倒しの詳細については、そういった厚生労働省のそういう審議会とかのご意見、そういった部分も多くございますので、しっかりと連携・相談して、そしてできるだけ早くお示しできればと思っておりますので、4月以降こちらに入ってくる方々については、今まだ前倒しについては、医療従事者の方々、高齢者施設に入所している方々、そしてその介護をしている方々というような順番で今来ているというところだけが確定しているというところで、65歳以上の高齢の方なんかに。そこだけが今しっかり決定しているところでございます。
 それから、若い人にまで前倒しをする必要があるかというご下問ですけれども、これはやはりご希望の方にはなるべく早くワクチンをお届けしたいという思いは全体としてございます。けれどもやはり、いかんせん供給の状況とか、また市町村のほうの接種体制の受け入れ状況とか、そういった様々な環境をまだ勘案して進めていかなくてはならないと思っておりますので、まだ若い方についても、前倒しするということを決定しているということではないというふうに思っています。
(記者)
 今の質問に関連して、3月以降一般の方の前倒しを行っていくということで、今確保したモデルナの1,800万人分を活用してということですけれども、基本的にはこの3月以降、一般分について前倒しできるワクチンは確保しているという認識でよろしいでしょうか。
(大臣)
 今年、2022年、ファイザー社においては1億2,000万回、そしてモデルナ社においては、前半の半年で7,500万回といった契約がもう既にできております。それに加えて、今回1,800万回もまた契約がしっかりとしたということでございますので、トータルすると3回目接種していただく対象の方の人数よりも十分に余裕があると思っております。そういうものをうまく活用しながら、順次入ってくるものを皆さま方にお届けしながら、3回目接種していきたいというふうに思っております。
 
                
 以上